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ゴルフスイング

Yanagi@TPIトレーナー&ドラコンプロ

「TPI」トレーナー資格を取得しました!ところで「TPI」って何?

みなさんこんにちは! Gridgeライター兼ドラコンプロのYanagiです!

ゴルフが大好き過ぎて、昨年勢いに任せてドラコンプロの資格を取得しましたが、今年はさらに、「TPI」の「GOLF LEVEL2」という資格を取得しました!

まだまだ日本に馴染みの少ない「TPI」ですが、実はアメリカPGAツアーの上位選手の多くは、そのサポートチームメンバーに「TPI」メンバーが在籍しております。

そこで今回は「TPI」の魅力や特徴についてご紹介します!

TPIとは?

TPIとは「タイトリスト パフォーマンス インスティテュート」(以下TPI)の略です。

大手ゴルフクラブメーカーのタイトリストのバックアップのもと、2003年に創設された、フィジカル、スイング、クラブなどの研究や開発を目的に設立された組織です。

具体的には、ゴルフスイングに関連して人体がどのように機能するかを研究する世界最大の教育機関です。

今では、アメリカPGAツアーに大きな影響力のある組織で、TPIのメソッドを取り入れた選手やコーチが多数います。

例えば、リッキー・ファウラーは14歳、ジョン・ラームは16歳からTPIで指導を受けており、世界ランク40位以内のプレーヤーの内35名のチーム内に、TPIの認定を受けたコーチが在籍しています。

また、アメリカのゴルフダイジェスト誌が選出したゴルフフィットネスプロフェッショナルトップ50の内、47人がTPI認定またはTPI諮問委員会のメンバーです。

この大きなな影響力を駆使し、トッププロやアマチュアゴルファーのスイングデータを収集、分析しながら、プレーヤーが可能な限り効率的な方法でゴルフクラブをスイングする方法を考案したり、プレーヤーの身体の物理的制限がゴルフスイングにどのような影響を及ぼし、ケガにつながる可能性があるかなどを研究しています。

TPIの特徴的な考え方

TPIの特徴的な考え方は主に2つ挙げられます。

1.ゴルファーを上達させるには、チームでサポートすることが大切と考えている

ゴルファーを上達させるには、スキルやティップスに特化したツアープロ、レッスンプロから指導を受けるだけでは足りないと考えています。

フィットネス、メディカル、クラブ、それぞれの専門家とタッグを組み、課題を解決しながら上達へと導く必要があるのです。

みなさんは、こんな歯がゆい経験をしたことはないでしょうか?

「いくら意識しても上体が起きてしまう」

「イメージではいいスイングなのに、動画で確認するとがっかりする」

「シャローに振りたいのに、カット軌道が治らない」

このような悶々とした悩みを、多かれ少なかれ抱えていると思います。

実際のレッスンでは、「上体が起きているのでもう少し我慢しましょう」「クラブが外から入っているので、下半身から切り返してクラブをインから入れましょう」というようなアドバイスが与えられると思います。

しかし、なぜかできない……。

もしかするとこれは、単にスキルや知識、イメージ作りがが不足してるからできないのではなく、他のところに問題があるのかもしれません。

具体的には、「腰や肩をかばったスイングをしている」、「長年のデスクワークで腹筋・背筋のバランスが崩れている」、「クラブのスペックが全然合っていない」というところに、原因があるのかもしれません。

この場合はまず、病院で腰痛の治療が必要かもしれませんし、フィットネスクラブに行き筋肉のバランスを整える必要があるかもしれません。

または、適切なクラブを使うだけで別人のような球を打てるようになるかもしれません。

ゴルフを上達させるには、問題となる場所を特定し、アプローチしていくことが大前提です。

練習量やイメージでカバーできるものではないポイントが足かせとなっている場合が多くあります。

2.スイングスタイルは無限にあるが、その人にとって効率的なスイングは1つしかない

ゴルフはスポーツである反面、ビジネスとしても大きな規模を持っています。

そのため、道具やスイングについては、直近で活躍した選手に大きな脚光が集まり、様々なスイングレッスン記事や動画が公開されます。

少し前はGGスイング、シャローイングがトップキーワードでしたし、最近ではコリン・モリカワ選手のスイング分析に注目が集まっています。

もちろん、脚光を浴びる選手はそのタイミングで強い選手ですので、そのスイングがダメということは万に一つもありません。

しかし、冷静に考えなければいけないのは、「アマチュアもその動きを真似できるか」ということです。

もちろん、形だけを真似することは可能ですが、そのスイングを取り入れたことで、「より飛んで曲がらなくなる」のかということを考えなければいけません。

おそらく、多くのゴルファーは最もホットなスイングを取り入れたところで、飛距離も方向性も劇的に改善するようなラッキーには恵まれないと思います。

よく考えれば当たり前ですが、トッププロと我々では「筋力」「関節の可動域」「関節の安定性」すべてが別次元です。

一番に考えなければいけないのは「スイングの形」ではなく「自分のエネルギーを効率よく使えているか」という点です。

セカンドオピニオンとしてのTPIトレーナー

TPIでは、「スイングの問題点を見極め、それが身体とどう関係するのか」、「スイングに影響している身体的な制限を特定し、改善」へと導くことを考えます。

求めるスイングができない原因が、「技術的な問題」なのか「身体的な問題」なのかを特定し、改善のためのトレーニングやドリルを提供します。

私が考える「TPIの魅力」は、普段から指導してもらっているレッスンプロからのアドバイスの中で、どうしても実現できない箇所ができた時にピンポイントで改善してくる可能性があるという点です。

セカンドオピニオンのような形で、足かせになっている体の動きを特定し改善することができれば、長年のスイングの悩みを解決できるかもしれません。

また、競技ゴルファーとして、あと1打、あと5ヤードというレベルで戦っている人には、技術的な指導以上に、自分自身の身体を知ることがはるかに重要かもしれません。

まだ日本では聞き慣れない「TPI」トレーナーですが、実は日本にも多く存在しています。

ラウンド後に体が痛くて仕方がない方、飛距離が伸びない・曲がるという悩みが解決されないという方は、ぜひ一度「TPI」トレーナーに相談してみてください!


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