ゴルフスイング
おっ3
ピッチャーはゴルフが上手い!その秘密は膝と足首の粘り!
写真は、オリックス・ブルーウェーブ、アナハイム・エンゼルス、シアトル・マリナーズで活躍した長谷川滋利元投手のマウンド上での勇姿です。
プレートに右足裏がつま先から踵までついたまま離れず、両股関節にきっちりと乗り、右膝が前に出る事なく粘り強く踏ん張りながらホームベース方向に動いています。
この粘りを支えるのは、股関節と膝、足首の柔軟性と筋力です。
この『粘り』を身に付けるとスイングが変わるかもしれません♪
ピッチャーはゴルフが上手い!
原辰徳元監督は名門コースのクラブチャンピンになるほどの腕前ですが(先日シニアツアーデビューも果たしました!)、甥(おい)の菅野智之投手(巨人)もゴルフがお上手です。
写真を見ると前出の長谷川元投手と同様、右膝と右足首の『粘り』は強烈です。
ではその『粘り』って何でしょうか?
と、ここで反対のアプローチをしてみましょう。『粘りがない』とどうなるのか?
・右の踵がすぐにプレートから離れる
・右膝が前に出る
こうなると股関節に乗れませんし、下半身の動きにつられて腕を振る事もできません。
これでは効果的に力を伝える事ができません。
ポイントの一つは柔軟性です
最近の『おっ3』の記事は、『柔軟性』に関する内容が多くなっています。
というのも、53歳という年齢なので、何もしないとどんどん身体は固くなるし筋力も低下するので、自身の関心が強まっているからなのです。
さて、足首と膝周りの『柔軟性』を高める方法を紹介しましょう。これは『おっ3』の湯上りのルーティーンです。
立ったまま、もしくは腹ばいになって左手で右足首を持ち、太腿の前の方を伸ばすようにしてください。
次は、折り曲げた右足首が体側よりも右側に来るように右手で持ち、身体の前の方に来るように引っ張ります。
反対も同じ強さで、同じ回数をやりましょう。
足首はバレリーナのように、足の甲と脛(すね)が一直線になるような形を作りたいです。
これ、正座の形が良いのです。片足ずつゆっくりと伸ばしてください。
最後は、仰向けに寝て、膝をまっすぐにして足の母指球近辺をつかんで太もも裏も伸ばします。
ちょっと身体が固い方は、タオルを足にひっかけて同じ動作をしてみてください。
そしてやはり筋力!
『柔軟性』と『筋力』は両方あって始めて効率的な動きにつながります。
筋トレ嫌いな方も、ケガの予防やダイエット、健康増進のために少しでもトレーニングする事をオススメします。
膝周りは、筋トレの王道(?)スクワット! 膝を前に出さないように、弾みをつけないようにゆっくりと動く事がポイントです。
足首は、スタンディングカーフレイズ(爪先立ち)が簡単です。
これも、弾みをつけると効果が半減するのでゆっくりと爪先立ちしたら少し止まります。
これに加えて、爪先を上げて踵(かかと)で支える運動もしてください。
前脛骨筋という膝下の前面の筋肉も鍛えられます。
これによって、スイングの安定と不整地からのショットの成功率向上も期待できます。
熱帯夜が続いています。トレーニングで汗をかいてスッキリとおやすみください。