Gride

gettyimages/1128122436
getty

初心者

ノザ@ゴルフライター

ゴルフ初心者の7割がスライスする理由を説明!スライスするしくみを理解しよう

バカにしてごめん! 水筒って最高でした!

どうも~ゴルフライターのノザです!

今回は、「ゴルフで初心者がスライスする理由」について説明していきます。

僕もスライスがひどかった。ドライバーもスライス……アイアンもスライス……最後にはウェッジもスライス……。

ひどい時期は、1ラウンドで7回OBした記録(ドライバー6回、7番アイアンで1回)があります。それはそれは地獄絵図でした。

これが僕の持ち球だからって考えていましたが、実はスライスって初心者が打つ球だったんです。

ゴルフ初心者がスライスを打つしくみを理解して、早めにスライス球を克服しましょう。

ゴルフ初心者は7割がスライスする! でもそれは当たり前なんです

getty

なぜゴルフ初心者はスライスするのか? 初心者の動きを見ると、スライスして「当たり前」なんですよね。

僕もゴルフを始めたばかりの人と練習場なんかに行きますが、みんな面白いくらいにスライス。なのでそこからいろいろ調べました。

初心者さんの動きそのものが、スライスするために打っているような、とにかくスライス要素がふんだんにスイングに詰まってるんです。

しかしスライスするからといって悲観的になる必要はありません。半ば当然の球筋なんです。

ではどういった要素でスライスしているのか? ポイントは全部で3つ。

1つずつ紹介していきます。

左の壁が崩れて左に体が流れる

getty

左の壁というものがあります。これはアドレスの状態にクラブと体の位置が戻ってくるように、「架空の壁」を左側に作り、インパクト時に体が流れないようにするためのものです。

左の壁が崩れると体が左に流れてしまいます。そのため、初心者の内は左の壁を意識してスイングするとクラブヘッドも走り、軸がブレないスイングになる訳です。

しかし右も左もわからない初心者の内は、この左の壁ができていない。かくいう僕も理解するのに1年以上掛かりました。

左の壁ができていないと、体が突っ込んでしまいヘッドが返り切る前にインパクトを迎えてしまいます。ヘッドが返っていないので、当然フェースは右を向いてるので球は右に飛び出してしまう。

スライスがひどい人は、この状態で手首を使って強引に返そうとするので、よりスライス回転が掛かってしまう。右に飛び出し、なおかつスライスするというOB一直線の死に球になってしまうんです。

初心者は左の壁ができてない故に、スライスしてしまうんです。

左の壁については以下記事で詳しく説明しています。

ヘッドアップして体が開き、クラブフェースも開く

getty

続いての要素は、ヘッドアップです。初心者の内はとにかくミスが多いので、失敗したくない意識が強いんですよね。だから早く結果を見たいがために、頭を上げてしまう。

この現象はヘッドアップと言ったり、ルックアップとも呼ばれたりします。

ヘッドアップをすると必ず体が起き上がり、そして開きます。この状態は後に説明するオープンスタンスという状態に近く、スライス要素が強い格好となるんです。

体が開くとフェースも開いた状態でインパクトを向かえます。ここからは先に説明した通り、フェースが開いている以上球は右に飛び出してしまう。

「頭を動かさない」は、僕が一番最初に教わったアドバイスです。

インパクト後も頭を動かさないイメージで打てば、体は開かないし、左の壁もそう崩れない。実は初心者のアドバイスでありながらスイングの中でとても大切なポイントなんです。

プロでもヘッドアップしているとコーチに助言されて調子を取り戻した人もいるくらい、基本的でありながら忘れがちなポイント。

とにかくスライス対策はヘッドアップせずに我慢です。

スライスを怖がり左を向く、オープンスタンスになりスライス要素を増やしてしまう

getty

最後のポイントはまさに僕がハマった罠です……。

あまりにティーショットでのOBが続きどうにもならなくなりました。始めて間もなかったのでゴルフの知識もない。教えてもらうんだけど経験不足で話が理解できない。

インサイドから振るんだよ! 横振りのイメージだよ!

と、言われてもチンプンカンプン。取った策は思いっ切り左を向くこと。左を向けばたとえスライスしたとしても右ラフくらいには落ちるだろうという考えでした。

向きはどんどんひどくなり、最後は左一杯のOBゾーンを向いてました。普通に真っすぐ打ったらOBです(笑)。

しかしそれでもスライスは直らず、むしろ曲がり幅は広がりました。どれだけ曲がるんだよと挫折しましたよ。

実はこれ、良かれと思ったスライス対策がむしろスライスを助長する動きだったんです。

球が右に曲がるから、曲がる分左を向いておく。でも目標はあくまでフェアウェイです。この状態を簡単に言うと、超オープンフェース。ポイント2で紹介した体を開いた状態になっているんです。

つまり良かれと思った左向きの対策も、スライスが出やすいアドレスになったことになります。

これ僕のような勘違いをする人が本当に多いので、この記事を読んだ人だけでも注意してください。

左に向いたら逆効果です。スタンスは真っすぐで、それより左の壁やヘッドアップに気を付けてください。

まとめ・初心者がスライスするのは当たり前! ポイントを見直せば大丈夫

ということで、初心者がスライスする3つの原因について説明してきました。

結果を見てしまうヘッドアップという動きも、体が流れてしまうという行為も初心者がやってしまう仕方ない動作なんです。

そこで腐らず勉強しましょう。僕もそうですし、ほとんどの人が通って来た道です。それこそ7割の人が通ってるんです(笑)。

とにかく以上の3つのポイントを気を付けることで第一関門クリアーです。頑張りましょう。

それではまた!