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ゴルフスイング

PAR RUSH 01

フィニッシュで左に振り抜く?どこに?〜さらなる上達を目指すvol.1

この間、すでに不調からの脱出もvol.4となり、この辺でいい加減不調から脱出しても良さそうなものです。

最近はそれほど不調ではないものの、さらなる上達を目指して、様々なことに取り組んでいるところです。そこで、今回から、さらなる上達を目指すシリーズを開始します。

今回のテーマは、フィニッシュで左に振り抜くスイングをすることにしました。しかし、左に振り抜くとは、いったいどこへ振り抜けば良いのか? それを見ていきましょう!

我孫子GCのプロから、ラウンドレッスンで言われたことがありました!

ゴルフのスイングは、自分では見えないし、クラブの軌道がどこを通っているのかを自分でコントロールすることは難しいと思います。

皆さんはどうですか? 自分のスイングの軌道を、はっきりと意識することができていますか?

残念ながら、私はイメージとしては「この辺りを通っているだろう」ということはぼんやりと理解していますが、はっきりと自覚することはできていません。

この辺りが、まだまだ安定しない原因なのかと思っています。

しかし、スイングの過程で、バックスイング、トップ、ダウンスイング、フォロースイングと、フェースをしっかりとコントロールできれば、曲がることなく、ボールを飛ばすことができます。

以前、名門我孫子ゴルフ倶楽部で、シニアプロとのラウンドレッスンで、アドバイスされたことがありました。

「もっと左に振り抜いていかないとダメだ!」

クラブを担ぐようなフィニッシュをしていると、言われました。その後、これをマスターするためにいろいろと練習をしましたが、なかなか自分のものにならずに、違うところをいろいろと変えて来ました。

アイアンはともかく、ユーティリティなどの長いクラブで、「ボールが上がり難い」という状況を打開するために、様々なことに取り組んで来ました。

そして、この対処は少しずつ成果が上がって来ましたが、もっと強い球を正確に飛ばすためには、どうすれば良いのかを考えた時に、左に振り抜くことを思い出して、取り組むことにしました!

フィニッシュでクラブを担いでしまうのがまずいとの指摘でしたので、これならと!

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ラウンドレッスンで指摘された、「クラブを担ぐのでなく左に振り抜く」を実践するためには、左のどこへ振り抜くかを考えました。

しかし、まずは担ぐのではないと言われたスイングとは、どういうことなのかを考える必要がありました。

当時のスイングを思い出すと、左耳のほうへ振り抜くことを目指していた、のではないかと思います。

でも、これだとどうしても肩の上に担ぐスイングになってしまいます。

それならばと、身体の正面でクラブが収まるように、フォローでもクラブが身体の幅の中に収まっているように、身体の回転とともにクラブは左に振り抜くようにすれば良いのではないかと考えました。

いろいろと試行錯誤して、たどり着いたところは?

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いろいろと試しながら、スイングを改造していますが、左に振り抜くということをやってみました。

しかし、単に左に振り抜くといっても、どこへ振り抜くのか? を考える必要がありました。肩に担いでしまえば、それは左に振り抜くことになりません。

やはりクラブを立てたままで、低い位置に持っていくことが正解ではないかというところに、たどり着きました。

しかし、ここで問題は、身体の回転をしっかりしないと、左に振り抜くことができないということがわかったことです。

左に振り抜くことで、ヘッドスピードが上がり、ドライバーからアイアンまでつかまった球を打つことができます。でも、それはしっかりと身体が回転して得られるものでした。

こうして、左に振り抜くスイングを練習開始しました。

プロの指摘は、普通のショットだけではなくアプローチも同じでした!

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今回も、いつもスイングを作るために使用している9番アイアンを使ってどんな感じで左に振り抜けばいいのかを試してみました。

そこで、気がついたことは、ダウンスイングから思い切ってグリップを左に持っていくことでした。

フォローで、左に思い切って振り抜くことは、左に引っかかるのではないかと心配になります。しかし、これを恐れずに身体を回転しながら、左に振り抜いていけば、決して引っかかることはなく、逆に真っすぐに飛んでいきます。

これには、本当に驚きの発見がありました。そして、この左への振り抜きを中途半端にすると、身体も止まり引っかかります。

左に振り抜くということは、身体を回すということにもつながるのだと理解できました。

そして、この左に振り抜くスイングはアイアンばかりではなく、これまでボールが上がり難かったユーティリティやフェアウェイウッドなどでも、きちんと高さも出て理想的な球筋のショットが打てました。

さらに、アプローチでも、この意識を持つことで、スピンの効いたアプローチができるようになり、ミスが激減しました。

フルスイングのショットだけでなくアプローチにまで効果のあった左に振り抜くスイング、しばらくこれを意識して続けてみたいと思います。