ゴルフを難しくするのはあなた自身。その理由と対処法

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「ゴルフは、成功したショットの質ではなく、失敗したショットの質で決まる」

と、メジャー6勝をあげたニック・ファルドは言ったようです。

この言葉、私たちアマチュアがぜひ心に刻んでおきたい教訓ではないでしょうか。

ゴルフは「加点よりも減点を防ぐこと」が大切だということですね。

私はいつも最高なショットを夢見てショットしてしまいがちですが、皆さんはいかがですか?

練習場で放った最高の一打が自分の実力だと思い込み、コースでもいつもそんなショットを打とうとしていませんか?

自分に対してそんなに高いハードルを設けるとプレッシャーがかかってしまい、ますます難しい競技になってしまいますよね。

私も含めて多くのアマチュアにとってゴルフが難しいのは、自分自身へのプレッシャーが原因かもしれません。

もっと簡単に考えてプレーしてみると、実力は今のままでもずっと簡単になるかもしれませんよ。

プレッシャーがパフォーマンスを低下させる(1)

プレッシャーがパフォーマンスを低下させる(1)

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簡単にプレーするためには、自分自身へプレッシャーをかけないようにしなければなりません。

プレッシャーはいいパフォーマンスの妨げになるからです。

それはアマチュアだけではなく、トップ選手でも同じです。

ツアープロの信じられないようなミスショットを、皆さんもご覧になったことはありますよね。

たとえば2011年のマスターズ。ローリー・マキロイは2位と4打差で最終日を迎え、トップのまま前半を折り返します。

ところが後半では大きくスコアを崩します。

10番ホールのティーショットでは左に大きく曲げて2打目は出すだけ。グリーンを狙った3打目も左に逸れ、アプローチの4打目は木に当ててしまいます。

このホールをトリプルボギーとし、さらに12番のショートホール(パー3)。

ワンオンしますが、なんと4パットしてダブルボギー。

見ているこちらが気の毒になってしまうほどです。

結局この日の後半のスコアは43。順位も15位まで落ちてしまいました。

※興味のある方は、リンクから動画でご覧ください。

10番ティーショットは[2:36:15]あたりから、
10番ホールの3打目:[2:44:42]、
10番ホールの4打目:[2:47:30]、
12番の4パットのシーンは[3:11:05]あたりからです。

プレッシャーがパフォーマンスを低下させる(2)

プレッシャーがパフォーマンスを低下させる(2)

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2016年のマスターズでは、ジョーダン・スピースが信じられないミスをします。

最終ラウンドの前半は2位と5打差のトップ(-7) で折り返しますが、後半スコアを5つ落とします。

特に印象的だったのは12番。152ヤードのショートホールです。

このホールでなんと2度も池につかまり、「7」を叩きます。

信じられないことに、2度目の池ポチャでは、ジョーダン・スピースがダフったのです。

結局、後半なんと40を叩き、優勝を逃しました。

※動画は以下のリンクから。
12番ホールのティーショットは[3:24:50]あたりから、
ダフって池ポチャの3打目は[3:29:00]あたりです。

楽にプレーするための考え方

楽にプレーするための考え方

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世界のトッププロでもプレッシャーがかかるといいパフォーマンスが発揮できなくなります。

ならば私たちも、自分自身にプレッシャーをかけないようにプレーしてみてはいかがでしょうか。

【すべてのショットは及第点で良しとする】

私もそうですが、いつも100点満点のショットを思い描きがちです。

しかしそのような最高のショットは、1ラウンドに1発出るか出ないかくらいの確率ではないですか?

ならば100点のショットは出ないと決めつけ、60点でOKとするのはいかがでしょう?

ずいぶん楽な気持ちでショットできそうではありませんか?

ちなみにOBは0点です。

【コースでスイングをいじらない】

コースに出たら目標方向に打つことだけ考え、「スイングのクセは直せない」と開き直るくらいがいいのではないでしょうか。

倉本プロも、コースでスイングのことは考えるべきではないと言っています。

「次のショットを打たなければならないのに、スイングのことを考えていてはいいプレーはできません。ミスショットはミスショットとして横に置いといて、それはラウンド後に練習場で直せばいいわけです。コースではスイングのことは考えず、今すべきショットに集中することです。
シングルへの道 倉本昌弘のゴルフ上達問答集

スイングのことを考えだすときりがありません。

それがラウンド中だと、せっかくのゴルフを楽しむ間もなくラウンドが終わってしまいますから、気をつけたいものですね〜。

【狙いどころは点ではなく面】

ドライバーからアプローチまで、狙いどころには幅を持たせるのがいいですよ。

たとえばドライバーでは、狙いどころの横幅に余裕を持たせるとともに、縦の距離にも幅を持たせておきましょう。

200〜230ヤードくらいの間に落とせれば良し、というくらいの気持ちで。

グリーンを狙うときも、基本はグリーンセンター。

ロングパットのときは、直径2メートルくらいのカップをイメージすれば、気持ちが楽になりますよ。

ゴルフを難しくしているのは、案外、自分自身かもしれません。

もっともっと自分に優しく、緩いハードルを設定してプレーすれば、意外に好スコアが出たりするものですよ。
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ふぃりっぷ

サラリーマンゴルファーのふぃりっぷです。 ゴルフ歴は12年、ベストスコアは79(2019年)です。 私が試して効果のあった練習法、道具、またゴルフ本の書評等を書いていきます。 よろしくお願いいたします。

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