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ゴルフスイング

Yanagi@TPIトレーナー&ドラコンプロ

ドラコンプロに学ぶドライバーの飛距離を伸ばす4つのコツ~セットアップ編~

ゴルフのドライバーの飛距離において、ゴルファーの悩みは2種類しかありません。

それは、「ドライバーが飛ばなくて悩んでいる」「ドライバーが飛ぶけどもっと飛ばしたいと悩んでいる」の2種類です。

「ゴルフは飛距離じゃないよ」と言っている人も、本当は「もっと飛距離が欲しいけど、曲げたらスコアが悪くなるからこの辺を落としどころとしよう……」と心の中で呟いています!

完全に自論ですが、飛距離がいらないゴルファーはいないはずです!!

ティーショットで飛んだ分、セカンドのクラブが短くなりますし、ドライバーが飛ぶようになるということはセッティング全体の飛距離がアップしている状況ですから、セカンドショットでは今より2番手短いクラブを使える可能性があります。

ドライバーの距離を伸ばす方法を学ぶことは、プレーするパートナーの前で見栄えを良くするだけでなく、自分自身のゲームを非常に簡単にしてくれます。

ティーグラウンドに上がり、フェアウェイのど真ん中に最高のボールを打つことを知ってしまったら、それ以上の報酬はありません!!

ということで、今回はドライバーの飛距離を伸ばすにあたって、基本的な知識をおさらいしましょう!!

飛距離は正義!!

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ゴルフボールを真っすぐにビックドライブすることは、すべてのゴルファーが開発すべき重要なスキルです。

ゴルフは「自信のゲーム」と言われますが、フェアウェイの真ん中に美しいドローを打つほど簡単に自分自身の信頼を構築するものはありません。

ティーショットの距離が伸びれば、セカンドショットの番手が短くなる分、パーオンの確率は格段に上がります。

また、ロフトが寝る分、物理的には左右ブレも軽減しますので、グリーン周りからの簡単なアプローチショットが増えます。

つまり、ティーショットのレベルが上がる分、ゴルフスコアが向上するのです。

飛距離を諦めないでください!!

ドラコンプロに学ぶ飛距離アップのコツ(セットアップ)

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飛距離アップのためには、必ずしもキツイトレーニングや高級なクラブが必要な訳ではありません。

アマチュアゴルファーの方なら、ちょっとしたコツや修正によって20ヤード程度の飛距離アップが見込めます。

まずはセットアップのコツをドラコンプロに学んでみましょう。

1.ボールの高さ

「飛ばしたければティーを高くしろ!」というアドバイスを聞いたことがあると思いますが、やみくもにティーを高くすればテンプラになるだけです。

原則として、ゴルフボールの赤道は、セットアップ時にクラブフェースの上部と直接一致するする高さにセッティングしてみましょう。

そこから、自分のスイング軌道に合わせて微調整してください。

2.広めのスタンス

ドライバーはバッグの中で最も長いクラブであるため、最も速くスイングできるクラブです。

ヘッドスピードを上げるためには、スタンスとバランスを維持するための強固なベースを確保する必要があります。

多くのアマチュアは、足が狭過ぎるセットアップをし、クラブの速さに体がついていかず、バランスを崩しています。

そこで、ある程度広めのスタンスが必要になりますが、「広めってどれくらい?」と思う方が多いと思います。

体がしっかりした土台になるように、肩の外側が足の内側にくるまで足幅を伸ばしてセットアップするのを目安にしてください。

そのスタンス幅でも違和感がある場合は、股関節や背中、肩甲骨の柔軟性が足りない可能性があります。

日頃から健康のためにもストレッチを取り入れましょう!

寝る前のストレッチなら、筋トレよりお手軽で快眠の手助けにもなります!

3.前方ボール位置

多くのアマチュアは、まるでアイアンのショットを打つ準備をしているかのように、スタンスの真ん中にボールを近づけ過ぎるというミスを犯します。

ボールの位置がスタンスの中心に近過ぎると、多くの問題が発生します。

実際、これはアマチュアがドライバーに対して犯す最も一般的な間違いの1つです。

ボールがスタンスの中央に配置されると、プレーヤーの肩がアドレスに設定される方法に影響し、クラブのパス(通り道)が変わります。

ボールの位置が中心に近過ぎるプレーヤーは、ボールをダウンブローにとらえるしかありません。

これは、私たちがやろうとしていることの正反対です。

ドライバーでダウンブローに打つことによりボールに過剰なスピンがかかり、「テンプラ」気味のボールになってしまいます。

飛距離を最大化するには、ややアッパブローにボールをとらえる必要があります。そのためにも、ボールは前足(左足※右打ちの場合)の内側にボールを置きましょう。

無理にボールに当てにいかなければ、最下点はボールの手前になり、自然とアッパーブローでボールを打つことができます。

4.背骨の角度

セットアップ時に、上半身(特に脊椎)をターゲットからわずかに傾けます。

右利きのプレーヤーの場合、左肩がアドレスでの右肩よりもわずかに高いポジションです。グリップは右手のほうが下なので、自然とそうなるはずです。

体の傾きを感じるのが難しい人は、ターゲット方向をやや見上げるようにスタンスしてみましょう。

ドラコンプロに学ぶドライバーの飛距離を伸ばす4つのコツ~まとめ~

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なーんだそんなことかという人も多いと思いますが、セットアップがズレている状態で練習を重ねても、自分の中の違和感を上塗りしていくだけの練習になります。

ここで一度、セットアップを見直してみてください!!

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