Gride

gettyimages/1206741886
getty

プロゴルファー

もーりー

松山英樹選手は実り多き5位タイでのフィニッシュ【ジェネシス招待】

皆さんゴルフを楽しんでいますか?

こんにちは、ライターのもーりーです。

アメリカPGAツアーは名門リビエラカントリークラブ(カリフォルニア州)で『ジェネシス招待』(2月13~16日)が開催されました。

タイガー・ウッズ選手がホストを務めるビッグトーナメントで我らが松山英樹選手が大活躍を見せてくれましたよ。

“準メジャー”扱いのトーナメントにリニューアル

getty

日本のゴルフツアーは男女ともオフシーズンですが、アメリカPGAツアーは早くもビッグトーナメントが目白押し。

アメリカではメジャーリーグ・ベースボール(MLB)、バスケットボール(NBA)、アメリカンフットボール(NFL)の3大スポーツを中心に、年間を通して様々なスポーツイベントが開催されています。

多くのメジャースポーツが秋から冬にかけて開催されることから、近年のアメリカPGAツアーはビッグトーナメントを春から夏に開催することで、他のメジャースポーツとのすみ分けを図っています。

もちろん広大な国土を誇り、年間を通じて温暖な地域が点在することもありますが、時代の流れを感じながら、臨機応変にツアースケジュールを変えていける決断力があるところも、アメリカPGAツアーの素晴らしいところですね。

さて、今回開催された『ジェネシス招待』は、今年から“準メジャー”扱いに格上げされたトーナメントです。

優勝者には3年間のツアーシード権(通常は2年シード)が与えられ、賞金額も大幅にアップされました。

さらに大会のホストはあのタイガー・ウッズ選手。

実はウッズ選手、16歳のアマチュア時代に今大会(当時はニッサン・オープン)でアメリカPGAツアー初出場を果たしているんです。

これだけの条件が揃うと、さすがにビッグネームたちが出場。

ウッズ選手以外にも、現世界ランク1位のローリー・マキロイ選手、ブルックス・ケプカ選手、ダスティン・ジョンソン選手など、世界ランク1~10位のうち9人が出場するという、4大メジャー大会ばりの超豪華な顔ぶれとなりました。

3日目にはなんと-7の猛チャージ! 松山選手が大活躍!!

getty

ツアー最多勝利記録更新(83勝)が期待されたウッズ選手は、予選・決勝ラウンドともに奮わずに、68位でのフィニッシュとなりました。

大会ホストとして、各メディアの対応やイベント出席に引っ張りだこで、試合前日の練習時間が10分ほどしかなかったという話も出ていました。

昨年の大復活もあり、世間の注目がウッズ選手に集まるのは仕方ないことですが、もう少し試合に集中できる環境を整えてあげてほしいものですね。

そんなウッズ選手とは対照的に今大会を盛り上げたのが松山英樹選手でした。

予選ラウンドこそ初日はイーブンパー、2日目は+1と低調なパフォーマンスでしたが、決勝ラウンドに入った大会3日目に猛チャージで魅せてくれました。

スタートホールとなった10番ミドルホール(パー4、285ヤード)では、いきなりの1オン成功。

さらにそこを1パットで沈めて、イーグルを奪取します。

これで波に乗った松山選手は、その後も次々にバーディーを重ね、終わってみれば1イーグル、6バーディー、1ボギーで-7というビッグスコアをマークしました。

最終日もスコアを伸ばした松山選手は通算-8の5位タイでのフィニッシュとなりました。

世界ランク上位がこぞって出場した今大会での上位フィニッシュは素晴らしいの一言ですね。

タラレバですが、スコアを伸ばせなかった初日と2日目が悔やまれます。

そんな松山選手ですが、3日目の大躍進のカギを握ったのがパターの変更でした。

ここ最近の松山選手の悩みの種はパットであり、今大会の予選ラウンドでもショットは好調なのにパットが決まらず、波に乗れない状態が続いていました。

そこで3日目のスタート前に松山選手が下した決断がパターの変更(ピン型→マレット型)でした。

するとこの決断が大成功。

前日までが嘘のようにグリーン上でのパフォーマンスが向上。

安定感を取り戻したパットを後押しに、次々とバーディーを量産したのでした(『パット・イズ・マネー』とはよく言ったものです)。

そして驚くべきは松山選手がパターの変更を決めたタイミング。

なんとスタートの15分前だというのですから、そのときにビビッとくるものがあったのでしょうね。

アダム・スコット選手が復活優勝!

getty

そんな松山選手の猛チャージをかわして優勝を飾ったのが、オーストラリアの実力者であるアダム・スコット選手です。

アメリカPGAツアーは2016年3月以来、久々の優勝となりました。

2013年に長尺パターの使い手として初のマスターズ制覇を果たし、2014年には世界ランク1位に君臨したスコット選手。

長尺パターのアンカリング規制後はその影響もあり、思うような成績が残せない日々が続いていましたが、昨年「ザ・メモリアル・トーナメント」の2位など、復調傾向でした。

そして今大会では“世界一美しい”と言われるスイングでナイスショットを連発。

並いる強豪を撃破しての見事な復活優勝でした。

この大会の優勝で世界ランクも7位に浮上。

今シーズンはメジャー大会も含めて大暴れしてくれそうな予感です。

スコット選手といえばユニクロと用品契約を結ぶなど、日本とは縁が深いことで有名です。

昨年は日本オープンにも出場しました。

私も生でスコット選手のプレーを見たのですが、本当に美しいスイングとアイアンの飛距離にとにかくビックリしたのを覚えています。

そんなナイスガイ、スコット選手が今年も日本の試合でプレーしてくれること、何より今シーズン大活躍してくれることを心から期待しつつ、今回はこのへんで失礼したいと思います。

スコット選手、復活優勝おめでとうございます!!