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カリスマ店長が打ってきた!【キャロウェイ マーベリック ドライバー】

マーベリックはアマチュアに最適なドライバーだと思います!

色の好みで手に取る人が少ない(?)のですが、ぜひ打ってみてほしいクラブです!

今年のキャロウェイの新作はマーベリック。

ローグが1代限りのブランドで終わってしまったことは残念ですが、早速新製品のドライバーをコースでテストしてきました。

マーベリック、マーベリック サブゼロ、マーベリック マックスの3種類があり、ボールのつかまり具合でラインナップされているようです。

今回はこの3機種の中間の性格を持つマーベリックを打ちました。

テストクラブはロフト10.5度、シャフトはオリジナルのディアマナ 50 for キャロウェイのSフレックスです。

まず構えてみると、キャロウェイらしいオーソドックスな真ん丸形状。

ここ最近はお尻の落ちた形状が続いていましたが、久しぶりのハイバックになっています。

GBB(グレート・ビッグ・バーサ)2015モデルやエピック フォージドに似たつかまり顔です。

そして懐かしのレガシー ツアーにも似ているなと思ったので、10年近く前のドライバーを引っ張り出して、どれほどの進化があるのか比較してみました。

試打会場は戸田パブリックゴルフコース。

1番ホールのティーショット。やや先めに当たっていつものスライス球かと思いきや、ほとんど曲がらずにフェアウェイ右サイドをキープ。

いつもなら完全に右ラフの当たりでしたが、これが新しいAIフェースの力でしょうか。

前作よりフェース重量が軽くなったことでより深重心となり、大きくなった慣性モーメントがミスを和らげてくれているようです。

飛距離はこんなものかな、という感じでしたが、寛容性の高さはピカイチでしょう。

2番はパー3なのでドライバーの出番はナシ、3番でレガシー ツアーを打ってみました。

210ヤード地点にバンカーがあるので、抑えてコントロールショットです。

数年ぶりに打ったとは思えないほどコントロール性能は高く、ぴったりバンカー手前に止まってくれました。

この時代は飛距離よりも操作性能の高いドライバーが多くありました。

4番では、またマーベリックを手にしてみます。

これもほとんど曲がらずにフェアウェイ右サイドをキープ。レガシー ツアーより約40ヤード飛んでいます。

その後もマーベリックとレガシー ツアーを交互に打ちながら9ホールのラウンドを終えましたが、どのショットも同じような結果でした。

マーベリックの長所は寛容性の高さ、レガシー ツアーの長所は操作性の高さ。

そして平均飛距離の差は33ヤードでした。

一見すると、距離を犠牲にしても操作性を重視したければ新作にメリットは少ないように思えますが、マーベリックは寛容性が高いので、飛ぶけど曲がるというクラブではありません。

距離を抑えたいのであれば、スプーンやロフトの立ったユーティリティを使えば事足ります。

新作に興味があまりない方でも、ぜひ試してもらいたいドライバーでした。