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初心者

奏son輝

左手1本で打つ練習でスライスを解消しましょう

またもやですがドライバーショットのスライスで悩む人に解決法を教えたいです。

人間の腕というのはヒジを中心に右や左へ回せる構造になっています。自然と手首が返せるようになりフェースが閉じるようになる方法や、腕自体を一生懸命振ってしまう人の失敗例などを考えてみましょう。

ティーショットでスコアも決まってくる

最近スコアが安定してきましたが、パター数は劇的に変化したわけではありません。

やはりホールのスタートとなるティーショットが安定しているからこそ、安定したスコアが叩き出せていると感じます。

新型コロナウイルス大丈夫ですか。どうも奏son輝です。

いきなりですが、人間の構造を考えたことはありますか。

そもそもゴルフスイングでは、腕の動きは左手をダラーンと下げて振ってみて、テークバック側では左手親指は上を向いてさらに手の甲は正面側を向くのが良いと言われます。

そのまま手の甲を正面に見せながら振ってしまうのは手首が返ってきません。正しい動きはフォローで正面側に手のヒラが向く動きになります。

よくプロの方が練習している左手1本でスイングしてみると、その動きを確認することが可能です。極論左手だけで振ってフィニッシュまで振り切ればいいのです。

左手1本でクラブを持って振って手首を返さずにスイングすると、手が詰まってしまいます。フィニッシュまで振り切ることができれば、必ず手首のローテーションができている証拠になります。

スイングの動きに右手を同調させるとフェースローテーションが可能となることは容易に想像できますが、フォローが詰まってしまう人や左ヒジが引けてしまう人は、まずはこの左手1本素振りで手首の使い方を確認することが大事です。

右手が添えていないだけでかなり違和感はありますが、この練習方法は必要なことをかなり補ってくれます。

左手の使い方。右手の添え方

左手の使い方を身につける練習法はいくつかあります。左手の扱いを身につけることでスイングが安定します。

この練習方法は、多くのプロも実践しています。

まだなんの知識もない初心者の方は、練習の5割これに費やしても良いです。むしろ変な知識を入れるよりは絶対にこれをやり続けるほうがいいと思います。

中級者や上級者の方も、また一からスイング改造に取り組みたいという方にも効果的な練習ですので、ぜひ取り組んでほしいです。

フィニッシュは何となく疎かにされがちですが、必ず最後まで行いましょう。フィニッシュは大切で、意識することでボールの方向性も変わってきます。

スイングの結果、ボールの方向性はフィニッシュと言えるでしょう。もう一度確認してみてはいかがですか。

フィニッシュが良いと、いいショットをできたかがわかります。スマホで動画をチェックし継続的に確認していきましょう。

片手打ち練習は、プロの練習や一般向けのレッスンでもよく取り入れられています。本当に左手の使い方を体得するのに最適な練習方法です。

左手でいきなりフルスイング練習するのは難しいので、まずはハーフスイングから行いましょう。ただただフルスイングしても効果が出ません。

片手打ちで練習をすることにより、両手の一体感が増し、自分の変化に気付けます。持っている力を最大限に発揮することがスコアアップにもつながります。

これを極めることで、いわゆるビジネスゾーンを徹底的に鍛え上げることができます。身体と腕が一体となったなめらかなスイングができるようになります。

基本的に必要以上の握力はいらない

片手打ちの練習で正しい左手の使い方を体得するために抑えてほしいポイントがいくつかあります。

正しい左手の使い方と体の使い方にも意識を向けて、正確に何度でも打てる打ち方を探しましょう。その動作が毎回の確認動作になれば理想です。

手打ちをやめて身体を使ってスイングします。左手の中指と薬指と小指をしっかり握って振り、親指と人差し指には力を入れないでスイングしましょう。

そしてインパクトの後に絶対に手の甲を折らないように注意しましょう。やはりここでも身体を使って最後まで振り抜くことを意識しましょう。

左手の片手打ち練習ができるようになれば、確実に左手の使い方が上手になり、スイングが良くなりスコアアップできるはずです。

最初からスムーズにはいくはずもありません。確実にじっくり取り組みましょう。

最初はボールなしで素振りし、ハーフの振り幅で始めていきましょう。ウェッジで打てるようになってきたらどんどん番手を上げていきましょう。

飛距離も大事ですが、飛ばす必要はないので芯に当ててクリーンヒットすることを意識しましょう。

最初はまともに当たらずダフりやトップがありますが、根気よく続ければスムーズに打てるようになります。

1つずつ解決しましょう。スムーズになってきたらフォロースルーのときに右手がグリップに届くかどうかチェックしてください。

右利きの方にとって左手は扱いづらいものです。その分感覚をつかめるようになれば大きなアドバンテージになります。

片手打ち練習に取り組んで左手を正しく使ったスイングを極めた頃には、80台70台連発しているはずです。

左手の使い方を身に着けたら他に応用が簡単に効きます。他の練習も左手の練習を意識しながらスイング全体の流れを汲みましょう。

スイング改善は各パーツの練習だけでは上手くなりません。スイング全体を考えながら練習することが上達につながります。

同じ初心者ゴルファーの皆さんいかがでしたか。すべてはリンクしています。重要なのは意識です。

力づくでは治りません。それではまた。