Gride

gettyimages/1162518313
getty

初心者

奏son輝

ゴルフで鍛えるべきはインナーマッスルです!

ゴルフにおいて必要な筋肉とはなんなのかお分かりでしょうか。

よく言われるのはインナーマッスルです。ゴルフの鍛えるべき筋肉が一体どこなのか理解すれば、レベルアップすること間違いありません。

どこの筋肉を意識すればいいのか知っておくことでインナーマッスルの大切さが分かります。

意識するべきところはどこなのか

getty

筋肉隆々の方が飛距離を出せるとは限りません。線の細い若者にキャリーで越されると悲しくなります。最近衰えしかありません。

どうも奏son輝です。

鍛えるにはやはりインナーマッスルだと思います。雑誌などにもいろいろ書かれていると思います。インナーマッスルとは何かを解説していきましょう。

体育の授業でも聞いたことはあるかと思いますが筋肉は大きく2つに分けられます。

一つが表在筋、体の表面ところを走り太くて長くて力強いことが特徴のアウターマッスルです。

もう一つが深層筋、骨格に近いところを走り細くて短くて弱いことが特徴なのがインナーマッスルです。

インナーマッスルとは深層部にある筋肉のことで、身体の微細な動きや安定性を調節できる筋肉のことです。サッカーの長友佑都選手などが本も出されています。

力こぶが大きかったり腹筋が6つに割れて魅せるアウター筋肉は派手で見栄えはかっこいいです。これは筋肉トレーニングの定番でよく知られています。

インナーマッスルは表には見えない地味な筋肉なのですが、体幹など想像を超えた力を発揮してくれます。

線の細い選手が機敏な動きをすることがありますが、これこそインナーマッスルが活躍しています。

小柄な選手が勝負できるのはこのインナーマッスルに他ならないです。

インナーマッスルは、アウターマッスルにはない重要な役割をしてくれます。スポーツの上達にはインナーマッスルが最重要です。

競技中に腰や手首を痛めてしまった経験はありませんか。インナーマッスルで守り切れなかったことでケガにつながってしまうとよく言われます。

インナーマッスルを鍛えることはケガ予防にもつながるのでとてもおすすめです。よく言われます腹横筋・肩甲下筋・骨盤底筋群が主な筋肉です。

3つの筋肉の働きを理解すると、スイング時の加速・安定・コントロールが上達することにつながります。

腹横筋はクラブを加速させます。腹腔の前面から側面まで深層にある筋肉で、鍛えることでコルセットのように腰の動きをカバーしてくれる筋肉です。腹横筋を鍛えることで安定性を高めしかも腰痛の予防にもなります。

しかも腹横筋は、アドレスからトップでクラブを加速させるアクセレレーション時に働く筋肉でもあります。

腹横筋はとても鍛えにくい筋肉ではあります。地味ですがきついトレーニングが効果的です。

インナートレーニングとしては王道のプランクというトレーニングがあります(写真)。

ヨガマットやタオルを一枚引いて床にうつ伏せになり、肩幅で肘とつま先をつきます。サッカーの本田圭佑選手などよくツイッターにあげています。

お尻が上がったり下がったりせず直線であることが理想で、ゆっくりと深い呼吸をしながらその姿勢をじっとキープします。

必要な筋肉を鍛えよう

getty

次に肩甲下筋です。ここは肩の動きを安定させる筋肉です。専門用語でローテーターカフ(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)と言われる4大筋肉の一つです。

インパクトの瞬間やコントロールを安定させスイング軌道のブレをなくしてくれます。

トレーニング方法は、両ひじを真横に広げて肘を90度に曲げ手のひらを広げたまま仰ぐように腕を上げ下げします。実は肩こりがひどかったり丸まり姿勢が悪い方は、この筋肉を鍛えることが推奨されています。

そして次は骨盤底筋群です。効果としては安定したフォロースルーを会得できるはずです。骨盤底筋群は腹腔を構成し腹圧を高める組織一つです。

腹腔の底を支えていて骨盤の底でハンモック状に広がっていて内臓を支えています。
インパクトからフォロースローにかけてクラブがぶれないように働くはずです。

これもヨガマットやタオルを一枚引いた上で行えます。床に仰向けになり肩幅に両足を開き膝を曲げ肩は床に付いたまま体を起こします(写真)。

お尻の筋肉に力を入れキープしゆっくりと深い呼吸をしながら行います。深く呼吸することで効果が出てきます。

しかしながら準備も必要です。インナーを鍛える前にどうしてもやらなければならないことは姿勢チェックです。

姿勢が悪いとインナーマッスルを効率よく鍛えることができないです。背中が丸まり猫背で肩甲骨が背骨から離れていると、肩コリがひどくなるパターンもあります。

インナーマッスルが硬いと呼吸もしにくいです。女性に多い悪い姿勢とよく言われますが、最近ではこういったトレーニングは女性に人気です。

悪い姿勢は骨盤が深く前に傾いていて、腰が反り胸が張ってしまう姿勢です。体幹が非常に弱く、下腹部がぽっこりしやすく、腰痛も起きやすいです。

これはハイヒールを履くことでなりやすい姿勢と言われます。剣道や弓道そしてソフトボールのピッチャーなど、つま先に体重をかけがちなアスリートにも多いと言われます。

自分がどちらに近い姿勢か見極めましょう。リラックスした状態で自分の現状を見極めて正直に治していきましょう。

インナーマッスルを鍛えると、ぽっこり下腹が引き締まったり姿勢が良くなったりとゴルフ以外にもいいことばかりです。

太くて強いアウターマッスルと真逆で、インナーマッスルは細くて弱いです。きちんと姿勢を意識し脊柱・骨盤・肩甲骨の姿勢の土台となる骨格に目を向けていきましょう。

姿勢が崩れたままでは、インナーマッスルを鍛えることは効率良く機能しません。姿勢を整え、骨格・筋肉・関節があるところをきちんと意識することで効果は倍増します。

インナーマッスル・アウターマッスル

getty

正直、アウターマッスルの深層にあるインナーマッスルは意識しにくい部分です。鍛えたい筋肉を意識しゆっくり動かして確実に効かせるのが効果的です。

体幹周りのインナーマッスルは筋繊維が少ないので、とくに意識しましょう。ゆっくり時間をかけていきましょう。

サッカーの長友選手もよく言いますが、深く強めの呼吸をしながらやりましょう。強い呼吸でインナーマッスルを鍛える方法としては簡単です。

呼吸をすることで肺周りのインナーマッスルを鍛えることができます。これもまた深く強い呼吸を意識しましょう。

深い呼吸で、外側の内助間筋と横隔膜が胸郭を広げ、強い呼吸で腹腔が作る腹横筋や骨盤底筋群のインナーマッスルを鍛えることができます。

同じ初心者ゴルファーの皆さんいかがでしたか。

ヘッドスピードや飛距離を伸ばしたいならクラブを変えるよりもインナーマッスルを鍛えてみましょう。

それではまた。