腰痛の原因にも!?「股関節」の役割と動かし方を覚えよう!!

みなさん、キレッキレの腰でナイスショットしていますか?

というように、ゴルフや野球で「腰を切る」という表現がよくされていますが、腰を回したり切ったりしたときに主に動いているのは、腰(腰椎)ではありません。

実際に動かしているのは「股関節」です。

「股関節」は上半身と下半身を結び、人体で最長の骨である大腿骨と骨盤にある寛骨(かんこつ)から構成される部分で、人体の中でもっとも大きな関節です。

ゴルフに関わらず、様々なスポーツにおいて非常に重要な関節ですが、とりわけゴルフでは、上半身と下半身の捻転差を生み出したり、前傾をキープする上で重要な働きをしています。

飛距離の出るスイングだけでなく、安定したスイングを手に入れるには、「股関節」の役割をしっかり理解し、動かさなくてはいけません。

そこで今回は、「股関節」の基本的な動きや、ゴルフにおける「股関節」の役割について解説します!

「股関節」の役割

「股関節」の役割

getty

「股関節」は高い自由度を持つ球状関節ですが、「股関節」を形成する筋が非常に多く、またいくつかの筋の部分同士が複雑に連動して働きます。

そのため、立つ、歩く、ジャンプ、蹴る、またぐ、ひねる(回旋運動)等、複雑な動きが可能で、また衝撃を吸収するクッションのような役割を果たしています。

一方で運動中に受ける負担も大きくなりやすい関節ですから、「股関節」の機能を正常に維持するためには、周りの筋肉の柔軟性を高め、常に鍛えておくことが大切です。

ゴルフスイングでは「飛距離」と「体の捻じれ」が密接に関係していますが、「股関節」周りの筋力が弱いと捻転差のあるスイングができませんし、無理なスイングをすれば「腰」を傷めやすくなってしまいます。

ゴルファーが腰痛になりやすい原因は股関節の弱さ!

ゴルファーが腰痛になりやすい原因は股関節の弱さ!

getty

「股関節」を動かしている筋肉は、腸腰筋、大腿四頭筋、大臀筋などの大きな筋肉です。

よく「体幹」を鍛えるといいますが、「体幹」はそれら「股関節」周りの筋肉を指しています。

ゴルフのスイングでは、体幹の回旋動作を「腰を回す」あるいは「腰を切る」などと表現することがあります。

しかし、腰を回したり切ったりしたときに主に動いているのは、腰(腰椎)ではなく、「股関節」の回旋運動です。

そのため、股関節の柔軟性や筋力が低下していたり、正しい使い方ができていなかったりすると、「腰椎」で無理をしながら上体を捻る動きになりがちです。

しかし、「腰椎」は構造上「捻る」動作に適していないため、無理な「腰の旋回」によって、腰痛を引き起こしてしまいます。

「股関節」の動きを支える筋肉

「股関節」の動きを支える筋肉

getty

「股関節」は下半身から受け取った「地面反力」を上半身の回転につなげる役割を持っています。

「股関節」の前後の動きは、「屈曲・伸展」、開閉する動きは「外転・内転」、捻る動きは「内旋・外旋」と表現されます。

「屈曲・伸展」には、腸腰筋や大腿直筋、大殿筋、ハムストリングスの動きが重要になります。

「外転」には、中殿筋、小殿筋、「内転」には、短内転筋、長内転筋が主に働き「股関節」を動かしています。

「股関節」を使える構えと動かし方

「股関節」を使える構えと動かし方

getty

ゴルフスイングの前傾姿勢を作る際、背骨の「S字カーブ」が崩れてしまうと、「股関節」周りをスムーズに動かすことができません。

「股関節」が動きやすいポジションでスタンスを取るには、スクワットで立位からやや身体を沈ませた姿勢をイメージしながら、「股関節」を屈曲させ「骨盤」を自然な角度で前傾します。

この時、お尻から太腿裏の筋肉が十分に伸びている感覚があり、膝を開かずに上半身だけ左右にねじると大腿部の付け根の部分(ズボンのシワができるところ)に窮屈な感覚があれば、それは股関節を上手く使うことができるスタンスになっていると言えます。

この構えが、下半身からの力を回転に変えるファーストステップです。

「股関節」の「屈曲・伸展」がスムーズにできていないと、前傾姿勢がキープできていなかったり、骨盤の回転が途中で止まりやすくなります。

また、「股関節」の「内転」ができていないと、テイクバックから右膝が流れやすくなり、「股関節」にエネルギーを十分溜めることができません。

テイクバックでは、大腿部の付け根(鼠径部)の部分にズボンのシワができるような形で、上肢と下肢の分かれる感覚(窮屈な感覚)があれば、「股関節」を上手く使えている証拠です。

トップスイングのタイミングで「右膝」の曲げを無理にキープする必要はありませんが、「股関節」をしっかり使って、上半身と下半身の捻転差が生まれるような動きを目指しましょう。

「股関節」を使ってヘッドスピードを上げよう!

「股関節」を使ってヘッドスピードを上げよう!

getty

ダウンスイング以降に「骨盤」を力強く回転させるには、まずダウンスイングで右膝を外向きに回すようにして地面を蹴ります。

その後は、右股関節を伸展させながら右骨盤を目標方向に押し込みます。

また左の骨盤は、ダウンスイングの途中からフォローにかけて左膝を伸ばすことで、左骨盤を背中側に回す動きを加速させてます。

この一連の動きによって、体幹を力強く回転せることが可能となり、ヘッドスピードが向上します。

「股関節」の動きは非常に複雑ですが、正確に使えるようになれば、飛距離も方向性も飛躍的に改善します!

ぜひ挑戦してください!!

ツイッターでもゴルフ中心に呟いてますので、ぜひフォローしてください!!

お気に入り
Yanagi@JPDAドラコンプロ

JPDA(日本ドラコンプロ協会)所属のドラコンプロです。 168cm(60kg)とドラコンプロとしては小柄ですが、ドライバーの飛距離は300ydを超えています。 身体の使い方、クラブの使い方を工夫するだけで、飛距離は簡単に伸びます!! ドラコンプロとしての知識や経験を活かし、フィジカルやメンタルのコントロール方法に関して、専門的な知識を噛み砕きながら、能力をフルに発揮するための豆知識をお伝えしたいと思っています。 Twitterやブログもやってますので、気になる事があればお気軽にお問い合わせください。 https://twitter.com/Out_Drive300

このライターについてもっと見る >

カートに追加されました。