Gride

初心者

もーりー

忘れがち!アドレスでボールとの距離を意識していますか?

皆さんゴルフを楽しんでいますか?

こんにちは、ライターのもーりーです。

ところで皆さんはアドレスのときにボールを置く位置を意識していますか?

「ドライバーは足の少し左で、7番アイアンはスタンス中央からほんの少し左で……」

ではボールからどのくらい離れて構えますか?

不調の原因は“ボールとの距離”

getty

『平均スコア80台を目指すぞ!』

そう意気込んでのラウンド2連戦。

結果はスコア99に105と、見事に玉砕してしまいました。

平均スコア80台に暗雲が立ち込めました、トホホ (・o・;)。

ドライバーはチーピンが止まらず、フェアウェイウッドもどフック。

何よりも重症なのはアイアン系で、フェアウェイの平らな面からの絶好のライでもザックリのミスが止まりません。

2回目のラウンドから数日後。

『スイングを改造したからかな〜。余計なことをしなきゃよかったかな〜〜 (-_-;) 』

なんて車の中でブツブツとぼやきながら打ちっぱなし練習場に向かいます。

練習場の打席に入り、さっそく7番アイアンでスイングチェックを開始します。

調子を崩したときはたいていヘッドアップか前傾姿勢が維持できてないかのどちらかだろう、そう思って前傾姿勢の維持とヘッドアップしないことを意識しながらボールを打ちます。

しかし、何球打ってもしっくりきません。

さらに少しスイング改造した打ち方を元に戻してみたりもしましたが、まったく変わらず……。

『こりゃだめだ 』

そうつぶやきながらボールをセットしたその時でした。

アドレスを構えたときに何ともいえない違和感を感じたのです

『もしかしてボールをセットする位置がいつもより遠くないか?』

そうなんです。

前傾姿勢やヘッドアップ、そしてスイングの軌道にばかり気を取られていたのですが、冷静になってみると、アドレスのときにいつもよりボールとの距離が離れていたのです。

試しにつま先からボールまでの距離を少し近づけてみると……。

あれだけ悩まされたアイアンのダフりがものの見事に改善されました。

意外とバラつきやすい“ボールとの距離”

アドレスでのボールとの距離を意識していないアマチュアゴルファーってかなり多いと思います。

かく言う私もショットの際はボールに対してなんとなく構えて打ってしまうことが多いです。

しかしよくよく考えてみると、打つたびにつま先からボールまでの距離がバラバラだと、スイング自体が安定していてもスイング軌道は一定にはなりません。

またゴルクラブは番手ごとにシャフトの長さが違うわけで、7番アイアンと同じボールとの距離のままピッチングウェッジでショットを打とうとしても、ボールを上手くコンタクトするのは難しくなります。

ゴルフは止まったボールを打つわけですから、アドレスのときにつま先からボールまでの距離は自身で決めることができるわけです。

ですから番手ごとのショットの際のボールとの距離が一定になるように意識するようにしましょう。

調子が良いときのつま先からボールまでの距離を測っておくのも一つの手ですね。

ちなみに女子プロゴルファーの場合、つま先からボールまでの距離はだいたい58センチくらいになるそうです。

女子プロゴルファーの身長がだいたい160センチ前後だと考えれば、成人男性なら60センチくらいを目安にするといいかもしれませんね。

近過ぎても遠過ぎてもダメ

アドレスでのボールとの適正な距離がよくわからないという方は、以下の方法で確認してみてください。

まずクラブを握らずにアドレスを構えてみましょう

股間から上体を傾けて前傾姿勢をつくります。

膝を軽く曲げてアドレスの状態を作ったら、肩から腕の力を抜き、自然に下がったところがアドレスでの適正な手の位置になります。

後はこの手の位置でクラブを握り、クラブヘッドを地面にわずかに触れる位置に持ってくれば、そのクラブヘッドの中央部分が適正なボール位置になります(ちなみに7番アイアンでボールはスタンス中央やや左よりになります)。

アドレスでのつま先からボールまでの距離は近過ぎても遠過ぎても良くありません。

距離が近過ぎるとシャンクや、フェースが開いてのプッシュアウト、スライスが出やすくなりますし、反対に距離が遠過ぎるとトップやダフりのミスが出やすくなりますからね。

アドレスでのボールとの距離はスイングタイプや身長によっても変わりますので、かなり個人差が出ます。

いろいろ試してみて、自分に合う適正な距離を見つけてみてくださいね(個人的には、少し窮屈に感じるくらいの距離がベストだと思います)。


といったところで今回はこのへんで。

それでは、また!