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冬はスイング改造のベストシーズン!ラウンドを絶って課題に取り組む

ゴルフは真冬でもできるスポーツですが、寒さ対策をしながらラウンドするよりも、いっそのことスイングの見直しや改造に手を付けてみてはいかがでしょうか?

ゴルフシーズン

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日本のツアーを例にとってみると、例年シーズンインは3月から4月にかけてスタートし、その年の賞金シード30位以内の選手のみが出場する最終戦が12月の上旬に行われます。

その後もいろいろとイベント等はあるでしょうし、カレンダーの違う欧州ツアーやアジアンツアー、米ツアーにスポット参戦する選手もいますが、12月中旬~3月まではオフ期間です。

日本ではプロ・アマ問わず、春にシーズンが始まって秋に終了するという、このスケジュールを例年踏襲しています。

プロ野球も11月の日本シリーズからオフに入り、選手は肉体改造や身体のケアに励みます。

年が明けて自主トレが始まり、2月のキャンプ、3月のオープン戦と続き、3月末からの長いシーズンが始まります。

むしろ、真冬でもラウンドできるゴルフにずっと違和感はありました。

凍えるような寒さの中、モコモコの服を着込んで、寒さに震えながらプレーするのは、話のネタや思い出としては楽しいですが、そんな環境でラウンドしても良いスコアで回れるはずもないですし、何よりケガも怖いですね。

ぎっくり腰とかもそうですし、芝生が凍っていたりして、滑るリスクも高まります。

身体のメンテナンス

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人間誰しもが、年齢を重ねると、関節の可動域が狭くなったり、筋力が衰えたりします。

どんな現象が現れるかは、人によって様々だと思います。

全体的に落ちてしまうこともあれば、どこかが極端に落ちることもあります。

一気に来る場合もあれば、気付かないレベルで徐々にそうなってしまう場合もあります。

ゴルファーに限らず、ずっとそのことに目を向けられるプロアスリートですら、加齢との戦いを強いられます。

我々アマチュアゴルファーは日常生活もあるので、その傾向が顕著です。

トレーニングによって筋力を強化するというのは時間的にも、体力的にも難しいかもしれませんが、柔軟性を維持するのはケガ防止の観点からも、絶対にやったほうが良いと思います。

風呂上がりには必ず15分だけストレッチをやるとか、いかようにでも工夫できるものですし、この冬の間に習慣付けておきましょう。

スイングのメンテナンス

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今のご自身のゴルフに100%満足している人は、そうはいませんよね。

・スイング改造したい
・球筋をドローにしたい
・アイアンの高さがほしい
・アプローチの精度を上げたい

これらを実現させるためには、大なり小なり微調整や、大幅な修正が必要になります。

グリップを直したり、身体の使い方を矯正したり、バックスイングの位置やフォローの位置を変えたり、etc……。

今までとは違うことをやろうとすると、どうしても違和感が残ります。

違和感を受け入れられるのであれば良いのですが、中途半端な状態でラウンドを続けてしまうと、今までやれていたことまでやれなくなってしまったり、いろいろと悪影響が起きてしまいます。

確固たるものを作ろうとするには、それなりに時間が掛かりますし、「ダメだ」と思ってもすぐに元に戻せるものでもないんですよね……。

思い切って、春までラウンドを中断

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これは私事ですが、スイング改造を決断しまして、3月中旬に狙いを定めて、12月から2月までの冬場のゴルフをすべてキャンセルしました。

たった3か月強でどこまで身に着くものかはわかりませんが、この間、基本に立ち返って練習をしたいな、と思った次第です。

具体的にはグリップの修正と、ダウンスイング・切り返しの改善です。

今は修正したグリップには違和感しかないので、これが身体に馴染むように覚えさせることにします。

まぁ、冬場は練習場も寒いですから、アプローチなど、自宅でもできる練習もやり続けたいですし、身体づくりも同時に進めるつもりです。

2月になったら、ドライバーなどの長いクラブでの練習を解禁しつつ、新スイングがどういう結果につながるのかをワクワク・ドキドキしながら見守りたいと思います。