地面からのショットは保険を掛けてカットに打つ?~入門して3年目のk様のお話

こんにちは。

レッスンプロ・クラフトマンの河野です。

今回は、入門して3年目のk様が、無口だというお話です。

100を切りたい

100を切りたい

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3年ほど前に100を切りたいと入門してこられたk様は、週に一度のレッスンを続け、最近では90台前半でラウンドできるようになり、着実に上達しています。

k様は体格も良く、スポーツはやれば何でも上手くなれたそうですが、ゴルフは思い通りにいかず、早々にコーチの必要性を感じて何ヶ所かでレッスンを受けたそうです。

営業職のk様は、お客様とラウンドすることが多く(接待ではないそうです)、お客様にスイングのアドバイスしてくれとよく言われるようになったそうです。

最近では、k様の業界の中でゴルフが上手いと、少し知られる存在になったらしく、新規のお客様からのお誘いも増え、営業成績も向上したそうです。

着実に上達しています

着実に上達しています

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そんなk様、初めてラウンドレッスンをした時には私のほうが少し飛んでいましたが、先日のラウンドレッスンでは20ヤード以上置いていかれました。

スイングの完成度も高くなってきて、サラリーマンシングルも夢ではありません。

来年は、どこかのコースの友の会に入会して、ハンデを取りシングルプレイヤーを目指してくださいとアドバイスさせていただきました。

そんなk様ですが、入会当初は無口で、本当にこの人は営業職の人なのかと思うほど不愛想でした。

入門して2ヶ月ほどした頃、会社のコンペで優勝とドラコンを2つ取った頃から、よく質問をしてくれるようになりました。

それでも、相変わらずアドバイスをしても聞いているのか、聞いていないのか、上の空ですが。

打っているスイングを見ていれば、私のアドバイスを元に練習して来ているのは分かります。

80台が見えています

80台が見えています

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入門して4ヶ月目頃に、「100を切りました」とご報告をいただきました。

それでも、相変わらずアドバイスをしても聞いているのか、聞いていないのか、上の空ですが、着実に、課題をこなして来ます。

いつ当店(ビッグキャリーゴルフショップ)に来なくなるかと思いながら、いつの間にか3年間レッスンに通って来ています。

何とも、不思議な方です。

現在のk様の課題は、安定して80台のスコアを出すことです。

そのためには、真っすぐに打つだけではなく、フェード系の球筋を練習してほしいのですが、取り組んではくれません。

私のレッスンでは、割合に早い段階でインテンショナルにボールを曲げる打ち方をお教えします。

真っすぐな球筋を打つためにも、曲げる理論を理解したほうが、ストレートなボールを打つためにも有益なのですが。

k様は、スイングにスライスのクセが付くのではないかと恐れているようなのです。

安定して80台でラウンドするには、必要な技術ですよと言っても聞いてくれません。

私の持ち球はストレートな球筋で、芝の上から打つ場合ライが良ければストレートなボールを打ちますが、ライが余り良くない場合は、少しカットに打ちます。

ティーアップして打てるドライバー以外は、7割以上は軽いカットで打って保険を掛けています。

ミスを避けるための保険

ミスを避けるための保険

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どんな保険かと言いますと、カットに打つ場合ヒール側のソールから地面に接触しますので、多少ヘッドは滑ります。

そのため、少しのダフリなら決定的なミスになりづらいのです。

ところが、ストレートな球筋を打つ場合、インパクトの時にリーディングエッジは、目標と正対していなければいけませんが、少しでも手前をダフッた場合、エッジの角全体で地面に接触しますので、エッジの角が芝に刺さる状態になります。

そのために、ヘッドは滑らずに芝や土の抵抗を受け、ヘッドのスピードが著しく落ちるのと、厚めのターフを取ることになり、ダフってボールが飛ばないという現象が起こります。

それを防ぐために、保険を掛けて軽くカットに打っているのです。

練習場のマットは、手前をダフってもヘッドは深く刺さりませんが、芝の上では、ヘッドは滑りませんし刺さります。

ボールがラフにある場合もカット軌道で打ちます。

カットで打てばラフの芝の中でも、芝の抵抗が軽減されますので浅めのラフならそれ程ヘッドスピードが落ちずに済むこともあります。

しかし、スピンは掛かりづらいのでグリーンには止まりません。

カットのアプローチ

カットのアプローチ

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カットに抜く練習は、20ヤードくらいの距離のアプローチから始めるのが取り組みやすいと思います。

目標に対して、オープンにスタンスを取り、フェースを目標に向けて体に沿って振ります。

体に沿って振るのですが、オープンに構えていますので、飛球線より外にテークバックするようになりカット軌道になります。

ダウンスイングでは、フェースが返らないように気を付けます。

フェースが返ってしまうと目標より左に飛んでしまいます。

k様にそのように説明して、何発か打ってお見せしました。

初めのうちは、少し大げさにカットして左肘が引けるようにして打ったほうがいいですよ、とも付け加えました。

新しいことに挑戦するには、努力が必要です。

このテクニックは、とてもよく使いますし、慣れれば簡単で便利なので絶対に覚えなければならないと思いますよ。

と言いましたが、相変わらず、聞いているのか聞いていないのか良くわからないk様でした。

私の書いた本に「75%のゴルフで上手くなる」という本があります。

参考になると思いますのでぜひ読んで見てください。

レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。

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レッスンプロ・クラフトマン 河野

 私は、趣味が高じてプロにまで成ってしまいました。 それには、沢山の壁がありました。一つの壁を乗り越えると又絶壁のような壁に 当たり、「この壁は絶対に乗り越えられない」と思いながらもコツコツと地味に 練習をしていますと、或る日ヒントに遭遇します。 その繰り返しで小さな成功体験を重ねたおかげで、ハンデ0に成りアマチュアでは日本と言う試合にも出場する事が出来、倶楽部チャンピオンにも成れました。 今は、得た知識と技術を生徒様に出来るだけ分かり易く、レッスンすることが仕事です。 そして得た知識と技術で本も10冊程、楽天ブックス様にて出版させて頂きました。 https://books.rakuten.co.jp/search/nm?g=000&sitem=%B2%CF%CC%EE%CF%C2%C7%B7&x=0&y=0   「ハンデ14からハンデ0までの軌跡」 http://460262.golsta.jp/add/1254804340264     レッスンプロ・クラフトマン 河野和之 http://www3.plala.or.jp/kkouno/

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