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初心者

ノザ@ゴルフライター

ゴルフで130を切れない人は空振りとパターを直すんだ!

初ラウンドのスコアは127! ノザです!

突然ですが、ゴルフのスコアには壁があります。

100の壁が有名ですが、現れる人には現れる120の壁、そして130の壁……。

ということで今回は【ゴルフで130を切れない人】向けに書いていきます。

ゴルフなんて簡単簡単♪フェードもドローも打ち分けられるぜ! という方にはまるで意味のない記事になります。

僕はゴルフを複雑に考えるのが苦手です。

実際ゴルフは難しいし、いろいろな理論が存在しますが、考え過ぎて逆に難しくし過ぎるのが初心者だと考えています。

シンプルにいきましょう。

130切りができない人も、たった2つのことを修正すれば簡単に130は切れます!

ゴルフで130を切れない理由はシンプル! たった2つの原因を直せばいい!

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冒頭でも書きましたが、原因はシンプルです。

「130を切れないのはスイングが原因」や「ドライバーが悪い」とか「7番アイアンが打てないから」とかいろいろ言われます。

130を切るというのは、そんな部分関係ないと思ってます。

ぶっちゃけ130の壁なんて全然高くありません。ゴルフが好きな人、これから趣味としてやっていくという人は100%超えられる壁です。

ただ問題は難しく考えること。ここがゴルフのやっかいな部分なんです。

ここで一旦リラックス。ゴルフをシンプルに考えましょう。

130を切れない理由は2つです。

それは【空振り】と【パターの距離感がでたらめ】の2つです。

この2つができていればまず130の壁になんて当たりません。

では1つずつ説明していきます!

1.空振りするレベルだと130は切れない!

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空振りするレベルだと130は切れません。と聞いて、どう思いました?

「は? 空振りなんてする訳ないだろ! 練習場じゃいつも150の看板に当たってんだぞ!」と思うかも知れません。

でも実際は“コースで”空振りしてはダメという意味なんです。

練習場で空振りなんてしなくて当たり前。問題はコースです。

練習場にはつま先上がりもなければ、つま先下がりもない。

ラフもないし、逆目もない。

そんな状態で空振りしないなんて当然です。

問題はコースで空振りをしていないかどうか。

コースには傾斜もあるし、芝の目もある。その中で練習場と同じような感覚で打つことはほぼ不可能なんですよね。

130を切れないと考えるあなた。コースで空振りしたりしていませんか?

しているなら130切りは難しい。経験上、空振りする人は10打は損します。

ではどうやって空振りしなくなるの? と思いますよね。特別なライの練習はコースに行かなければできない訳だから。

対策としては、やはりショートコースで傾斜を勉強することです。

たとえウェッジでしか回れないほど小さなショートコースでも、傾斜は傾斜で体感できますから。

あとは、やっぱり練習場でいろいろなライを作ってみることですね。

少し球を後ろに置いてみたり、内側に入れてみたり。

自分で意図的に打ちづらい状態を作り、そんな状態でもしっかりヒットできるかどうか?

そこをクリアすれば、コースでの空振りは減ります。

2.パターがダメだと本当に終わる

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コースで一番使うクラブは何だと思います?

圧倒的にパターなんです。仮にスコア100の場合、40回はパターを打つのが平均と言われてます。

実にスコアの40%がパターで作られるんですよね。

本当にパターはスコアを作る上で重要です。

「パターは一番練習が必要なクラブなのに、一番練習されないクラブでもある」と有名な元PGA選手も名言を残しています。

つまり、このパターを何とかモノにすれば130切りは見えてきます。

パター練習してますか?

練習場にあるチョコっとした所で2~3球やって満足してません? 家でも素振りをササっとやって終わりません?

パターの重要性を理解し、めちゃくちゃ練習しましょう。

とはいえ、パターマットで繰り返し打つだけではダメです(スイングが固定されるという意味ではOK)。

パターで一番肝心なのは距離感です。

少しずつでもカップに近付ければ良いんですが、行ったり来たりとなるともう最悪。

多分4パットは当たり前で5、6パットまですることも往々にしてあります。そこで壊れるのはスコアだけでなくメンタルも……。

まずは少しでもカップに近付くことが最優先。

距離感はとにかく【振り幅で調整】しましょう。

例えば、足から足の足幅でどれくらい進むのか。仮にこれで3ヤード転がるなら、4ヤードならもう少し振り幅を大きくしよう……となる訳です。

これでひたすら距離を測ります。

それが基本となり、あとはその振り幅に足していけば良いだけ。

打ち方とかスイングって勉強すれば無数にあります。ただそれらをすべて勉強しようとしたら頭はパンクするし、どれも中途半端になってゴルフが嫌いになるのが落ち。

なら単純に、カップに少しずつでも寄っていけば良しとする。

で、その寄せ方は基本の振り幅を決めて、あとはそれを足したり引いたりするだけです。

単純な話ですが、いろいろな勉強をするより130切りを目指すならこっちが大切だと思います。

130を切ればゴルフはもっと面白いし、ここから一気に上手くなる!

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ゴルフはめちゃくちゃ面白いんですが、めちゃくちゃ難しいです。

面白さを知る前に、難しさにやられて辞めちゃうもったいない人がほとんど。

130を切れない人はこの中間にいる気がして、僕的には【一番救いたい層】なんですよね。

なんて言うか、辞めちゃうかもしれないし、続けるかもしれない。50%の確率にいるのがこの層。

なので、いろいろスイングやコースマネジメントを学びたい気持ちも分かるんですが! まずはスコアを出すべきですよ。

スコアが出れば面白い。

空振りしなければ楽しいし、パターの距離感が合えばスコアが良くなる。そうすればゴルフを辞めない層になる。

ということでおさらい!

ゴルフで130を切れない人は、【空振り】と【パターの距離感】に注意して頑張りましょう。

空振りに関しては、ざっくり言ってしまえば【当て勘を養おう】ということです。

コースでの空振り対策は、ショートコースでライを勉強したり、練習場で球の位置を変えたりして無理な体勢からのショットを覚えよう。

パターの距離感に関しては、基本となる振り幅とその距離を覚えて、カップにできるだけ近付く意識を持とう。

ということで、130切りを目指す人にちょっとでも参考になれば幸いです。

繰り返しますが、とにかくあまり詰め込み過ぎず、シンプルに考えてみてはどうでしょう。