新・貧打爆裂レポート『PHANTOM X 12 パター』

新・貧打爆裂レポート『PHANTOM X 12 パター』

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今回の貧打爆裂レポートは、2019年5月24日にアクシネット ジャパン インク(タイトリスト)が発売した、スコッティ・キャメロンの『PHANTOM X 12 パター』です。

いつものようにコースに持ち込んで、ラウンドしました。

マレット型のみのラインアップの『PHANTOM X』で最も慣性モーメントが大きい『12』の実力は? 動画も含めてレポートします。

究極のマレットを目指す『PHANTOM X 12 パター』!

究極のマレットを目指す『PHANTOM X 12 パター』!

スコッティ・キャメロン『PHANTOM(ファントム)X 12 パター』は、アクシネット ジャパン インク(タイトリスト)が2019年5月24日に発売しました。

『PHANTOM X』シリーズは、マレット型のヘッドのパターのみをラインアップしています。

スコッティ・キャメロンのパターは、マレット型が好きなゴルファーにとって、科学的な裏付けが先行して、少し奇抜過ぎるという不満がありました。過去の画期的なアイデアが使われているパターは、定着してはいませんでした。

新しい『PHANTOM X パター』は、5つのヘッドがラインアップされています。複数のネックがあるモデルもあるので、最終的には9種類のパターとなっています。

六角形のヘッド形状を基本にして、軽量6061エアクラフトアルミニウムをボディにして、303ソフトステンレスでウイング部分を作ったパターです。

黒いボディーとシルバーのウイングが、渋くて、かっこいいパターになっています。

黒いボディーの大きさが、ツアーのトレンドを取り入れています。ボールの幅にプラスアルファで、コンパクトなのです。

トップラインにネオンイエローのドットが3つ並んでいます。その前後に、アライメントラインが引かれています。

目立ちますし、初級者から上級者まで、安心して、ラインに合わせることができます。

黒いボディーには、もう一点、注目すべき点があります。「ソリッドフェーステクノロジー」です。

アルミニウムの削り出しなので、ソールもフェースもクラウンも継目なしで一体化しているのです。

これが他にはない独特な感触を生むのです。

『PHANTOM X 12 パター』は、5つのヘッドの中で、最も慣性モーメントが大きいものです。

ネックは「シングルミッドベント」です。マレットといえば、ダブルベントネックで、フェースバランスになっているパターが定番でしたが、現在は少し事情が変わってきているのです。

フェースバランスに近い重心角で十分に機能するので、それに縛られて、他の部分を犠牲にするのはやめようというのはパターヘッドのトレンドになりつつあります。

『PHANTOM X 12 パター』はそういう意味でも最先端です。

『PHANTOM X 12 パター』は、やさしいパターという第一印象です。そして、スコッティ・キャメロンのマレットらしく、科学力が詰まっています。

パットが上手くなったような気にさせるパター!

動画を見てください。

『PHANTOM X 12 パター』は、パットが上手くなったような気分になれるパターです。

ラインに対して、ストレスなしにフェースを合わせて構えられますし、ストロークもスムーズにできて、直進性が高い転がりのボールを打てます。

『PHANTOM X 12 パター』は、慣性モーメントが大きいのですけど、ヘッドはシャープに見えます。

やさしいパターを使いたいけれど、大き過ぎるヘッドは打ちづらいという矛盾に悩んでいるゴルファーは、『PHANTOM X 12 パター』が悩みを解消してくれますのでオススメです。

実際に、左右に芯を外して打っても、大ショートするようなミスパットにはなりませんでした。

『PHANTOM X 12 パター』は、打感がソリットで、カチッとしていますが、芯がハッキリしないほど大きく感じました。

ボールは強めで直進性が高いといえます。

とはいえ、敏感さは薄いので、何かのきっかけでパンチ気味のオーバーパットにはなりづらいところは、プラスポイントです。

実際にコースでプレーしてみました。

ネックが本当にきれいに入っていて、構えやすいことが個人的には最大のプラスポイントでした。

そして、安心してパットができることも、予想より上でした。

少し弱いかなぁ、と思ったパットがカップに届いて入ったり、グリーンを横断するような長い距離のパットも普通のタッチでぴったりと合いました。

真っすぐにヘッドを引きやすいことも好感触でした。

『PHANTOM X 12 パター』をオススメしたいゴルファーは、方向は合っているのに、距離感に自信がないゴルファーです。

また、ここ一番のパットで、ミスヒットして悔しい思いをしているゴルファーにもオススメです。

『PHANTOM X 12 パター』は、フェース方向に合わせて、あとは、距離感を意識して打てば大丈夫なのです。

オートマチックに、同じパットが簡単にできるのが魅力です。

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ロマン派ゴルフ作家の篠原

ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップのバイヤー、広告代理店、市場調査会社、団体職員などをしつつ、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストとしてデビュー。『Golf Planet』はゴルフエッセイとして複数の日本一の記録を保持し、恋愛小説も執筆。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。 https://blog.goo.ne.jp/golfplanet

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