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Gridge編集部【PR】

フォーティーンから“フォーティーンっぽい”アパレル、「Fourteen by kdesign」が登場!【PR】

フォーティーンといえば、独自のコンセプトに基づいた、ユニークな、それでいて奇をてらうところのないオーソドックスなクラブ作り(合理的、という言葉がしっくりくるかもしれません)をしているメーカーです。

とくに、初級者から上級者まで、ゴルフクラブにこだわりを持つゴルファーに支持されているメーカーと言ってもいいのではないでしょうか。

そんなフォーティーンから、今回アパレルが発売されることになりました。

随所にフォーティーンらしさが散りばめられたこのアパレル、一体どんな人がデザインしたのか。

そんな疑問を持ち、今回、デザインを担当した「kdesign」の高倉一浩さんにお話を伺ってきました!

「真剣な好奇心」でアパレルをデザイン

――フォーティーンでどんなアパレルを始めようと思ったのでしょうか。

私自身がゴルファーであり、フォーティーンのクラブのユーザーです。

そんな私がフォーティーンから感じる思想、哲学は、「面白いこと、ユニークなことに対してまじめに取り組む」という印象なんです。

それが、今回のアパレルブランドのテーマにもなっている「真剣な好奇心」という言葉です。

せっかくこのような機会をいただいたので、市場にはない、フォーティーンらしさを体現したアパレルをデザインしようと思いました。

――ラインアップを見させていただきましたが、シンプルで機能性にあふれているという印象です。このようなデザインになっている狙いやコンセプトを教えてください。

まず、ゴルフウェアに限りませんが、上下すべて同じブランドの服で統一して着るということはあまりありませんよね。

しかし、現在市場にあるゴルフウェアは、デザインのクセが強く、ほかのブランドの服と合わせ難くなっているように感じます。

そこで、どんなブランドの服とでも合わせやすいことを念頭においてデザインしました。

実はこれ、私がクラブとしてのフォーティーンに感じていることと同じなのです。

14本全部フォーティーンでそろえている人ももちろんいますが、「ウェッジだけ」とか「ユーティリティだけ」みたいな感じで、こだわりのクラブをフォーティーンにしているという人も多いようです。

フォーティーンのクラブがほかのメーカーのものとも合わせやすいように、ウェアのほうもほかのブランドと合わせやすく、お客様のいままでのワードローブも活かしながら着られるようなラインアップになっています。

また、ゴルフウェアとしての機能を有しながら、シンプルなデザインのものって、じつはなかなかありませんでした。

たとえば、シンプルなだけのポロシャツでしたら、ファストファッションにもあります。

しかし、素材や動きやすさなどはゴルフウェアとしての基準をクリアしながら、シンプルなデザインにしてあるというわけです。「わかる人にはわかる」という感じです。こういうところもフォーティーンっぽいでしょ(笑)。

シンプルなだけではない、こだわりのデザインと機能

――そのポロシャツも2種類用意してあります。

同じポロシャツでも、ゴルフ場の場所やシーンによっても使い分けてほしいと思いました。

たとえば、カジュアルなリゾートなら、ワイドにゆったりと着てほしいし、競技のような緊張感のある場なら、タイトなほうを選んでほしいですね。

タイトなほうを着るシーンなら、もちろん、シャツインが求められますから、裾丈は、スイングをしても絶対にパンツから出ないような長さに設定してあります。

――ブルゾンも機能的なデザインです。

ゴルフのブルゾンも、割と世の中にはゴテゴテしたものが多いのですが、ゴルフでは下に襟付きのシャツを着ていることが多いので、それを活かすためにも丸首のカラーレスにしました。

さらにゴルフはプレーするシーズンが長いので、ブルゾンとしても袖を外してベストとしても着られるようにしました。

袖口には、あえて絞りを入れませんでした。ゴルフでは細かい温度調節が必要なので、脱ぐほどじゃないけど袖をまくりたい、なんてシーンもあります。打つときだけまくる、とかね。

そんなときに、さっとまくれる袖になっているんです。

真夏以外はいつでも着てもらいたいアイテムになっています。

ワイドポロ 7800円+税

サイズ:M、L、LL
カラー:ネイビー、ホワイト、ブラック(写真)

ロングポロ

7800円+税
サイズ:M、L、LL
カラー:ネイビー、ホワイト、ブラック(写真)

ノーカラーブルゾン

2万1000円+税
サイズ:S、M、L、LL
カラー:グレー、ブラック(写真)

必要最小限の性能と使い勝手を考えたレインウェア

――レインウェアはシンプルですね。

自分の周囲のゴルファーに聞いたのですが、大雨になったらプレーしないという人が多かったのです。みなさんも大雨の中ではゴルフしませんよね?

ところが、世の中のゴルフ用レインウェアは、耐水圧や透湿度など、土砂降りの登山でも耐えられるような、ゴルフ用としてはオーバースペックなものがほとんどです。

そこで、もちろん高機能透湿防水素材は使用しながらも、必要以上のスペックは求めず、スイングしやすいレインウェアを目指しました。

そのために、ブルゾンはプルオーバーにしてあります。当然袖の脱着も可能です。ウインドブレーカーとして気軽に着ることもできながら、レインウェアとしての性能も満たしています。

注目してほしいのは、右腰の後ろにもポケットを付けたことです。

ここがいちばんスイングの邪魔にならない場所だったんです。なので、雨の日はここにハンドタオルを入れておくと便利ですよ。

パンツは、まずオーバーパンツとしての履きやすさにこだわりました。そのため、腰周りをゆったり作っています。

そして、レインパンツではなかなかないのですが、ハーフパンツにもなる仕様になっています。

レインウェアのデザインって、真っ黒だったり、必要以上にゴツゴツしていたりするので、このレインウェアを上下着ていたらモテると思いますよ(笑)。

レインブルゾン

2万4000円+税
サイズ:M、L、LL
カラー:ブラック×ホワイト

右後ろのポケット

レインパンツ

2万2000円+税
サイズ:M、L、LL
カラー:ブラック×ホワイト

レインハット

6000円+税
サイズ:フリー
カラー:ブラック

行き帰りはもちろん、そのままプレーできるジャケット

――他のゴルフウェアブランドにはなかなかないラインアップとして、ジャケットがあります。しかも、ノーカラーです。

昔の人たちは正装してゴルフをしていましたよね。ジャケットを着て、ネクタイをして、ニッカボッカで……。

そういったオールドスタイルを現代風にアレンジしたかったんです。

クラシックだけどモダン、みたいな。

そこにも、フォーティーンというブランドらしさを出したかったので、ただ、新しくしました、とはなっていません。

ノーカラーにしたのは、動きやすくするためですし、素材も伸び縮みしやすいものを使用しています。

着たままでも十分にプレーしやすいように作ってはいますが、ジャケットなので行き帰りにだけ着てもいいし、着る人が気分で使い分けてくれればいいと思っています。

パンツも、新しさとプレーしやすさを両立する、サルエルパンツとベルトレスハーフパンツを用意しました。

ハーフパンツは、サイズを自分で調整できるので、ベルトがなくても快適にプレーできるようになっています。

――すべてのアイテムに共通しているのですが、トップスは“14”のロゴが右肩の後ろについています。

通常は左胸にワンポイントのロゴマークが入っているものですが、胸にあると主張し過ぎる感じがしました。

右肩の後ろだったら、ティーイングエリアでティーショットを打つときに、他のメンバーからさりげなく見えていたり、フィニッシュのときにチラッと見えたりしていいかなと思いました。

主張し過ぎない、でも存在感はある。そんな場所がここだったのです。

ロゴの見え方によって、前傾姿勢の度合いや肩の回り具合が他の人から見てわかるかもしれませんね(笑)。

――最後に、このフォーティーン初のアパレル、どんな人に着てもらいたいですか?

競技“思考”のゴルファーです。

必ずしも競技に出ている必要はないですが、たとえプライベートのラウンドでもノータッチでプレーしていたり、完全ホールアウトでプレーしていたりなど、そういった“競技マインド”を持ってプレーしているゴルファーはたくさんいると思うんです。

そんな人たちが競技“思考”のゴルファーだと思っています。

そして、フォーティーンのクラブを使っている人たちって、実はそんな人たちばかりですよね?

ノーカラージャケット

2万円+税
サイズ:S、M、L、LL
カラー:グレー(写真)、ブラック

サルエルパンツ

1万2000円+税
サイズ:S、M、L、LL
カラー:グレー(写真)、ブラック

ベルトレスハーフパンツ

9800円+税
サイズ:S、M、L、LL
カラー:グレー(写真)、ブラック

プロフィール


高倉一浩 / タカクラカズヒロ
神奈川県出身
株式会社IZREEL 代表取締役 / デザイナー
双子座 B型

数学を専攻していた大学を卒業後、服好きが高じてアパレル企業に入社。
営業・生産・MDを歴任し、ビジネススキームを吸収。
2003年5月、IZREEL(イズリール)を設立し、デザイナーとしてデビュー。
IZREELとは、「Is Real」であり、「本物である」という意志表示である。

2004年8月より海外展示会に積極的に出展。
2005年6月には、イタリア(フィレンツェ)で開催されるPitti imagine uomoよりスカウトを受けて、以降5シーズン出展。
同時にミラノショウルームと契約し、世界の有力セレクトショップでの取り扱いが始まる。
2007年9月には、初のランウェイショウとなる東京コレクションに参加。以降7シーズン作品発表をする。

並行して国内外のブランドのデザイン、ディレクションを請け負う。
DUVETICA(2005−2010)
BIGLIDUE(2009—2010)
The suit company (2010−2012)
Onitsuka tiger (2011−2013)
Russeluno (2015−2017)

2013年より「フォーマルストリートミックス」をテーマに掲げ、タキシードのオーダー、レンタルを主体としたビジネスモデルに転換。
揺らがない世界観を継続し、ブランド事業を展開している。
https://www.izreel.jp/designer/

取材後記

フォーティーンというクラブメーカーは、冒頭にも書きましたが、独創的ながらも理屈の通ったクラブ作りをしている会社です。

アイアン型ユーティリティの走りとなった「HI-858」、元祖長尺ドライバーと呼ばれる「ゲロンディ」、激スピンウェッジの先駆け的存在「MT-28」などなど、その例は枚挙に暇がありません。

そんなクラブ作りを可能にしていたのが、フォーティーンを設立した竹林隆光さん(2013年没)のクラブに対する造詣の深さや好奇心、愛情だったと思います。

今回同社は、アパレルを企画する上で、「竹林さんを知っていて、ゴルフ好きで、フォーティーンのクラブのユーザー」にデザインをお願いしたいと考えたそうです。

担当者の方によると「高倉さんしかいない」と思ったとのこと。

今回インタビューをしていて「あー、だからこの服はこんなデザインになっているんだ」と何度も腑に落ちました。

それくらい「フォーティーンイズム」にあふれたアパレルに仕上がっています。

天国の竹林さん(ダンディ)が着ても、きっと似合いそうだなぁ……。