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ライフスタイル

MASAMI

こんなに大変だったんだ!初めてのキャディ体験で気がついたこと

ゴルフを始めたばかりの頃は、絶対私には無理な職業だと思ってた。

でも、ゴルフを楽しみ始めていくにつれ、キャディというお仕事をやってみたいと思い始めました。

現在の職場環境もあり、本業を変更することは無理なので、バイトのキャディという扉を叩いてみたところ、意外にも間口は広かった……。

ドキドキ初めてのキャディのお仕事!

自宅から車で30分の名門クラブで、貸切コンペでの1組を担当させていただくこととなりました。

↓「キャディをしよう!」と思ったいきさつはコチラ

キャディの第1関門

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1日キャディをさせていただき、一番気を付けなければならないことは、もちろんお客様の安全管理!

ケガをされたり、体調を崩されたりしないよう危機管理に気を付けなければなりません。

基本的なことではありますが、OBなど球を曲げたときの掛け声である「フォアー!」の声と、カートの切り回しにおける事故は最大限気を付けなければなりません。

そして……キャディたるべきもののお仕事で大変なこととして感じた第1関門は何と言っても「クラブ確認」でした。

プレイしていても当たり前だと思い、キャディさんが大変だとは気づいていないことでした。

クラブを受け取り汚れを落としてキャディバッグに収容する。

ただこれだけの作業なのに、間違えずにキャディバッグに収容するというコトが、いかに大変なことなのかを痛感しました。

運が良いことに、初回である今回の4名は全員クラブのメーカー・ブランドが「プロギア」「キャロウェイ」「ゼクシオ」「ヤマハ」とまったく違ったということ。

クラブセッティングがセットできれいにそろっていたことから、プレイ中にキャディバッグに入れ間違えることはほぼありませんでした。

これがもし「同じメーカーのクラブが2名いたら!?」「1つのキャディバッグにいろんなメーカーのクラブが入っていたら!?」 と、今後を想定してちょっと大変さを感じました。

私なりのクラブ確認

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クラブセッティングをプレイ前に確認する際、メモに取っても、メーカーを詳しく書いても不安になりました。

そこで私は帰りの車で考えて……。

クラブセッティングを携帯カメラで1つずつ撮っておけば、最初に入っていた順番も元の通りにしておけるし、安心かも!? と思い立ちました。

ただ、お客様のクラブセッティングを画像に収めるというコト自体が失礼にあたるのではないか!? という気もします。

スムーズに確認し、間違いなくお返しできることへのあくなき戦いは序盤からスタートしました。

プレイファストとボール拭きのタイミング

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キャディのお仕事には、グリーンでボールを拭くという作業もあります。

ただ……これまた初めての私には難関でした。

プレイファストを目的とした今年のルール改正により、グリーン上はフラッグが立ったまま準備ができた人からのプレイを推奨されています。

グリーン周りのバンカーを均しているうちに、グリーン上でパットが始まってしまい、ボールを拭くタイミングを逸してしまったり、パターをお渡しする順番が適切じゃなかったり……。

キャディの役割の手順や思考回路がまだ頭に入っていないことから、自分に余裕はありませんでした。

1回目のキャディ経験終了

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無事1回目のキャディ経験が終了

キャディ終了後ハーフラウンドをしましたが、体力に自信のある自分が足が棒のようでした。

いかに普段のラウンドではカートに乗っているかというコトです。

これから積み重ねていくキャディのお仕事。

ゴルフラウンドをしていればいろいろ勉強になるし、他のキャディさんを見てても勉強することは良くも悪くもたくさんあります。

キャディはあくまでプレイのお手伝い……。

皆様の楽しいラウンドをより良くスムーズに行えるよう心がけたく、「セルフでも良かったよね~」ではなく、「やっぱりキャディさんいるといいね」になれるよう頑張りたいと思います。