バンカーショットでホームランを恐れる必要はありません

getty

バンカーショットでホームランを恐れる必要はありません

お気に入り

バンカーショットの成否は、メンタルが大きく左右します。

思い切りが大事なショットですが、思い切りをよくするためには、結局は本人の問題ということになってきます。

しかし、他人が勇気を持って打ちなさいとと言っても、それがなかなかできないものですね。

サンドウェッジは一番飛ばないクラブだと認識する

サンドウェッジは一番飛ばないクラブだと認識する

getty

バンカーショットに思い切りよく臨むためには、サンドウェッジというクラブがどのくらい飛ぶかということを、頭に入れておけばいいのです。

サンドウェッジというのは、パターを除いた13本の中で一番飛ばないクラブですから、パワーがある人は別として、フェアウェイや浅いラフから打ったときの飛距離というのは、アベレージゴルファーでせいぜい50~60ヤードくらいでしょう(アイアンのようにクリーンにフルショットすれば80ヤード前後は飛びますが)。

まず、そのくらいしか飛ばないということを頭に入れておいて、バンカーショットに臨みます。

ホームラン、ダフリという恐怖心がバンカーショットを難しくする

ホームラン、ダフリという恐怖心がバンカーショットを難しくする

getty

バンカーショットは、ホームランするのではないか、ダフるのではないかという不安があるから、余計に難しくなります。

ホームランやダフリの恐怖心が、バンカーショットを実際以上に難しくしているのです。

バンカーショットは、フルショットで薄く当たれば、絶対にホームランになります。

クリーンに当たったり、ボールに薄く当たったらホームランになりますが、3センチくらい手前にクラブヘッドが入れば、少しくらい強く打ってもホームランになることはありません。

また、バンカーショットでは、グリップを短く持ったり、フェースやスタンスを開いたり、下半身を安定させて体重移動を抑えて打ったりしているので、仮にクリーンに当たったとしても、通常のフルショットのように80ヤードも飛びません。

ですから、クリーンにヒットしてもせいぜい50~60ヤードだということを頭に入れて、自分が持っているクラブは、それだけしか飛ばないんだということを自分に言い聞かせれば、思い切って打てるはずです。

グリーンオーバーしても、せいぜい10ヤード

グリーンオーバーしても、せいぜい10ヤード

getty

例えば、バンカーからグリーンのカラーまで約10ヤード、そしてグリーンの幅が30ヤードという状況で、ホームランになって、グリーンオーバーしてもせいぜい10ヤード程度です。

実際は砂から打っているので、クリーンにヒットしない限りそれほど飛びません。

バンカーショットですから大きなミスに思えますが、よく考えてみると、10ヤードオーバーなど、アベレージクラスでは大したミスではないでしょう。

最悪なのは1回で脱出できないこと

最悪なのは1回で脱出できないこと

getty

冷静に考えると、ホームランというのはOBゾーンまで飛んでいかない限り、命取りになるようなミスではないのです。

それよりも、1回で出ないほうがずっと怖いのです。

1回で出ないと、次はもっと不安が増しますから、さらに脱出が難しくなります。2回目も失敗したら、おそらくパニック状態に陥ることでしょう。

だからホームランよりも、一発で出ないことのほうが、ずっと大ケガの可能性が高いのです。

だったら、ホームランを恐れるより、そっちを避けたほうが賢明なのです。

だから、ホームランだっていいんだという思い切りのいい心構えで、バンカーショットに臨みましょう。

バンカーショットは、ホームランを恐れる必要なしです。

お気に入り
Nick Jagger

元某ゴルフ雑誌編集長。ゴルフ取材歴30年以上。現在フリーランスのライターとして、単行本、ゴルフコミックの原作など多数執筆中。

このライターについてもっと見る >

カートに追加されました。


×
グリッジカップG