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驚異のデカヘッド!違法“750cc”ドライバーの実力は?!

チタンヘッドが出現してからドライバーのヘッドは飛躍的に大きくなりました。

物理的に硬くて薄く加工できるチタンの性質を利用した技術の進歩が、今のデカヘッドを生み出したのですね。

フェイスが大きくなり、スイートスポットも広くなり、多少のミスもクラブがカバーしてくれる時代になりました。

デカヘッドが出た頃は、構えた時の違和感から、「なんだか、かっこ悪いですね」などと、実力もないのに“デカヘッド=かっこ悪い”と生意気なことを言っていました。

そんな時、筆者の言葉を聞いた師匠から、教育的指導が入りました。

オートマ車はダサいか?

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「ドライバーは楽に遠くに飛ばせるに越したことないんだから、大きいほうがいいに決まってるだろ! おまえは、車もオートマはダサいからと言ってマニュアル車に乗っているのか?」

師匠の意見は実にシンプルです。そういえば、オートマ車はダサいなどと言って、マニュアル車に乗っていた人がいましたね。もちろん、いまそんなことを言う人はほとんど見かけません。

違法ドライバー!驚異の750㏄!

今回、ご紹介するのは完璧な違法ドライバーです。

その容量は驚異の750㏄!

現在、競技で使用できるドライバーの容量は460㏄までなので、その大きさはなんと1.5倍!

紹介してくれたリックも言っていましたが、460㏄のドライバーが小さく見えるほどの超デカヘッドです。

「こんな大きなドライバーで普通に打てるのか?」と思いましたが、リックの検証によると、ヘッドスピードにはそれほど大きな影響はなかったようです。

映像を見ると、比較的安定して300ヤード前後の飛距離を出せていました。

リックが驚いていたのは、何よりも打った時の打音の大きさでした。

映像では伝わってきませんでしたが、メチャクチャ大きな音がしていたようです。

たしかに、チタンのデカヘッドが出始めのころ、練習場でやけに大きな打音がしていたのを思い出しました。

まとめ

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ゴルフというスポーツの楽しみ方は千差万別で、ルールを厳格に守って競技ゴルフに徹するのもよし、スコアよりも健康第一でのんびり楽しむのもよしだと思います。

後者の場合、この750㏄デカヘッドがあれば300ヤードとは言わなくても、220~230ヤードくらいは安定して打てそうな気がします。

気の置けない仲間とゴルフを楽しむのであれば、楽に遠くにボールを運べるこんなドライバーでプレーするのも悪くはないのかもしれません。