LPGAツアーの登竜門で大活躍のヌック・スカパン選手に注目!

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LPGAツアーの登竜門で大活躍のヌック・スカパン選手に注目!

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ステップ・アップ・ツアーは、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)が主催するLPGAツアー(レギュラーツアー)の出場資格を持たない選手や新人を対象としたトーナメントです。

いわばLPGAツアーの登竜門ですが、2019年度、開幕2試合目から3試合連続で優勝し、第5戦も3位に入った選手がいます。

それがタイ出身のヌック・スカパン選手。

ビッグ・ルーキーの登場です。

(数字は5月末時点)

プロ育成環境が整っているタイ

最近、男女ともにタイのプレーヤーが目立ってきました。

男子では全米プロで一躍有名になり、フィールドを日本に移したジャズ・ジェーンワタナノンド選手、女子ではアメリカLPGAで活躍するポーナノン・パットラム選手やアリヤ・ジュタヌガン選手がいます。

もっとも、日本では以前よりタイの選手が活躍しており、プラヤド・マークセン選手はシニアツアーで3年連続賞金王を獲得しています。

タイの首都、バンコク近郊にはゴルフ場が数多くあり、ジュニアからの育成制度や企業のスポンサードを受けられるなどの環境が整っていることから、優秀なプロゴルファーが育つのは当然の話でもあります。

ヌック・スカパン選手もそんな1人です。

が……。

いくらステップ・アップ・ツアーとはいえ、3連勝というのはこれまでになかった記録。

さらに4連勝目がかかった第5戦ツインフィールズレディーストーナメントでも、最終日、ノーボギー7バーディで優勝争いに絡む結果を残しました。

ちなみに第5戦の優勝者は川岸史果選手。

これはこれで川岸選手、昨年悩んでいただけにうれしいリザルト(結果)です。

突如現れた新星!

ヌック選手、ステップ・アップ・ツアーには2018年から参加していますが、いきなり日本へ来たわけではなく、2016年はアメリカLPGAツアーに参加しています。

この時、18歳。

アメリカLPGAツアーに参加できたということはQTを通過しているわけですから、この時点でかなりの実力があったといえるでしょう。

ただし、予選通過はわずか5試合しかなく、本戦に進んでも37位が最高でした。

日本のステップ・アップ・ツアーに参加したのは2018年からです。

この年の獲得賞金額は約474.1万円。

最高位はツインフィールズレディーストーナメントの3位タイでしたし、名前もヌック・ブドサバコーン・スカパンと、呼びにくく覚えにくいことに加え(このため2019年からヌック・スカパンに改名)、情報がほとんどないことから無名の選手の1人に過ぎませんでした。

しかし、わずか1年で新記録の3連勝達成。

新星の誕生はいつも突然です。

記録から見るヌック選手の魅力

今年のステップアップツアーはまだ5試合しか経過しておらず、ヌック選手のラウンド数はわずか14ですが、それでも強さを物語っている記録を見てみましょう。

平均パット数はパーオンホールで1.7170の第1位、1ラウンド当たりの平均パット数は28.0で第2位。

この記録からも分かるように平均バーディ数は4.0714で第1位。

バウンスバック率(ボギー以上を叩いたホールの直後のホールでバーディ以上を取る確率のこと)は3位だし、60台ラウンド数も3回で1位です。

メンタルが強く、爆発力がある証拠ですね。

また、パットが上手くて長い距離もガンガン入れてきますが、それよりも魅力なのは飛距離と男性顔負けのダウンブローです。

フェアウェイキープ率は77位と下位の記録ではあるものの、これも飛ぶからこその結果で、しかもどこからでもバーディを狙ってくる積極的なプレーが惹きつける要因でしょう。

すでに獲得賞金額は1400万円。

おそらく来季のLPGAツアー前半戦の出場権は獲得できるはず。

ステップ・アップ・ツアーでは河本結選手の年間4勝と天良枝里子選手の年間獲得賞金20,604,765円の記録更新がかかっています。

いずれフィールドをアメリカに移すにしても、日本での活躍がおおいに期待できる選手です。

「ほほえみの国」だけに、トロフィーや目録を受け取る時に合掌するのもタイ選手らしく好感が持てますね。

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