使いこなせないクラブは持っていかないという選択もあります

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使いこなせないクラブは持っていかないという選択もあります

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みなさんもご存知の通り、ゴルフでプレー中に帯同できるクラブはパターを入れて14本までと決まっています。

プロゴルファーの中には、トーナメント毎にクラブセッティングを調整している人もいます。

例えば、4番アイアンを抜いてユーティリティを入れるとか、5番アイアンの代わりに7番ウッドを入れるとか……。

プロゴルファーには微妙な距離の違いを正確に打ち分ける技術があるので、コースの特徴に合わせて14本以内というルールをフル活用して勝負に挑んでいるんですね。

ヒッコリークラブの考え方

ヒッコリークラブの考え方

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今から100年以上も前の話。

当時、ゴルフと言えばヒッコリーシャフトのクラブが主流でした。

ヒッコリーとはクルミ科の木で、軽くて丈夫なところからゴルフクラブのシャフトとして使用されていました。

当時のクラブの基本セットは6本~7本。

ヒッコリーシャフトには柔軟性があり、打ち方一つで距離の調整も自由自在。現在のように14本もクラブを持ってプレーする必要はありませんでした。

また、当時のゴルフクラブは男性も女性も自分で「担いで」プレーするのが基本でしたので、軽いヒッコリーシャフトのクラブは重宝されました。

1900年代前半にスチールシャフトが開発された当時は、「重たい」「距離の打ち分けが難しい」「距離によって細かくクラブを替えるのでたくさんのクラブが必要」などなど、デメリットがあまりにも多過ぎてヒッコリーからスチールに切り替える人はほとんどいませんでした。

いくら柔軟性がないとはいえ、倍の数が本当に必要なのか?

いくら柔軟性がないとはいえ、倍の数が本当に必要なのか?

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クラブの本数の話から、ヒッコリーゴルフに話が飛びましたが、何が言いたいかというと、いくらシャフトに柔軟性がなくなったからといって、本当に倍の数のクラブが必要なのか? ということです。

ちなみに筆者のレギュラーメンバーは、

ウッド:1番と5番
アイアン:4番~9番、ピッチングウェッジ、サンドウェッジ

それにパターを加えた11本です。

前回ミズノのMP-11のコラムで書いた時は、上記のセットに2番~3番アイアンとP/S(ピッチングサンド、アプローチウェッジ)が入って14本でしたが、使用頻度が極端に低いこの3本はかなり早い段階でキャディバッグから抜いてプレーをしています。

一時期ゴルフができない期間があり、病み上がりの時などはドライバーも抜いて10本でプレーをしていたこともありました。

理由は単純で、2番、3番は良い結果が出にくいから、そしてP/Sは筆者の技量では使う機会がほとんどなかったためです。

ドライバーを抜いた時は、あまりにも練習場で当たらなさ過ぎて持っていくのをやめました。

苦手なクラブを持っていかないと、得意なクラブを使う機会が増えるだけではなく、キャディバッグの中もすっきりしてクラブも選びやすくなるなど、意外とメリットがあるんですよ。

まとめ

まとめ

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グリーンまで210ヤード。

4番アイアンでは届かないが、5番ウッドだと長過ぎる。

こんな時に3番アイアンがキャディバッグに入っていたら、

「苦手だけど3番アイアンが当たればいけるかも……」

などと、技術もないのに無謀な選択をしてしまいがちです。結果はだいたい想像できますよね?

でも、3番アイアンがキャディバッグに入っていなければ、

「4番(または5番)アイアンでグリーン手前まで持っていこう」

と、リスクを抑えた戦略が見えてきます。

あなたのキャディバッグにも、普段はあまり使わない(使いたくない?)けど、使うといっつも悪い結果になってしまうクラブが入っていませんか?

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オニオンスライス

ゴルフ歴二十数年。 ラウンドよりも練習が好きな、ハンデ15のベテランゴルファー。 『観るゴルフ』の達人として、ゴルフの楽しみ方を広めていきます!

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