Gride

ライフスタイル

とや

【飛衛門vsプレミアム3】ANSAのEnjoyゴルフ☆番外編

こんにちは、ライターのとやです!

激安ゴルフボールでおなじみの飛衛門。飛衛門シリーズの中にはディスタンス系のボールと、ウレタン/ディスタンス系と呼ばれるプレミアム3というボールがあります。

先日プレミアム3ってどんなボールだ、っていうのを紹介させていただき、ANSAのEnjoyゴルフ☆でおなじみのANSA先生が実際に打ち比べをしてみました!

測定機器はスカイトラック。飛距離だけでなくスピン量もじっくり比較していきたいと思います!

【飛衛門vsプレミアム3】比較方法

ノーマル飛衛門とプレミアム3の比較をするのに比較条件、比較内容を統一しておきます。

・使用機器はスカイトラック

・使用クラブはドライバー、7番アイアン、ウェッジの3種類

・何球かショットをしてもらいその平均値を算出

・打感やボールの潰れ具合の感触はANSA先生が感じたままインプレ

このルールに従って計測していきます。

一体どんな結果が出るんでしょうか。

ANSA先生は普段どれくらいの飛距離なの?

以下が、ANSA先生の普段の使用ボールと飛距離です。

使用ボール:SRIXON Z-STAR XV

ドライバー平均飛距離:約230ヤード

7番アイアン平均飛距離:150ヤード

ウェッジ平均飛距離:80ヤード(58度)

──女子プロゴルファーの中では一般的な数字でしょうか?

ANSA:そうですねぇ。こんなもんじゃないでしょうか。

──ヘッドスピードはどれくらいですか?

ANSA:42~43メートル/秒くらいのはずです。

──ということは、一般的なアマチュア男子ゴルファーと近い数字が出せそうですね。よろしくお願いします!

ANSA:お願いします!

ディスタンス系 ノーマル飛衛門のデータは?

使用ボール:飛衛門

ドライバー平均飛距離:237ヤード

ドライバー平均スピン:2007rpm

7番アイアン平均飛距離:151ヤード

7番アイアン平均スピン:4758rpm

ウェッジ平均飛距離:94ヤード

ウェッジ平均スピン:計測不能

──ドライバーを打った感じはいかがでしたか?

ANSA:なんだかすごく軽い感じがします。重いコアがずっしりと手に乗るような感覚はありません。でも飛距離は普段のボールよりも出ますね。打感は好き嫌いが出るかも。

──7番アイアンを打った感じはいかがでしたか?

ANSA:アイアンの打感はものすごく弾き感が感じられました。ボールがフェースでたわんでる感覚ですかね。

──ウェッジを打った感じはいかがでしたか?

ANSA:スピン量が計測できなかったですね~。でも飛距離はすっごい伸びてます。打った感じは硬かったですね。

スカイトラックで、なぜかウェッジのスピン量が計測できなかったのが残念……。

しかしドライバーの最大飛距離は今回の比較で一番飛距離を出していたのがノーマル飛衛門でした。

そしてさらに特筆すべきなのがウェッジの出球の高さ。他のボールと比べて明らかに高いボールが飛び出していました。

ウェッジでもスピンが入りづらいのを、高さでボールを止めるような設計になっているのかもしれません。

ウレタン・ディスタンス系 飛衛門プレミアム3のデータは?

使用ボール:飛衛門プレミアム3

ドライバー平均飛距離:225ヤード

ドライバー平均スピン:2147rpm

7番アイアン平均飛距離:146ヤード

7番アイアン平均スピン:5152rpm

ウェッジ平均飛距離:86ヤード

ウェッジ平均スピン:6967rpm

──ドライバーを打った感じはいかがでしたか?

表面が硬くてボールのコアよりも、ボールのたわみで飛ばす感触です。ノーマル飛衛門に近いですね。フェースに乗る感じは少な目で、球離れが速く感じます。

──7番アイアンを打った感じはいかがでしたか?

ボールが潰れる感触があって柔らかめでしたね。普段使っているZ-STAR XVに近いんじゃないかなぁ。

──ウェッジを打った感じはいかがでしたか?

柔らかくてフェースにくっつく感じがあります。でもフェースに乗る感触は控えめで、弾かれてボールが出ていくような感じですね。

ノーマルの飛衛門と比較すると、明らかにスピン量が増えているのが分かります。

ただボールの特徴としてボールがたわんで飛距離を出す「ディスタンス系」の特性も併せ持っているように伺えます。

それは球離れの速さと弾き感を感じられる部分と、ボールとヘッドのコンタクト時のフェースへのくっつき感です。ディスタンス系の弱点をカバーで補う開発コンセプトが見えてきますね。

ツアーボール参考記録 テーラーメイドTP5のデータは?

使用ボール:テーラーメイド TP5

ドライバー平均飛距離:225ヤード

ドライバー平均スピン:2044rpm

7番アイアン平均飛距離:143ヤード

7番アイアン平均スピン:5346rpm

ウェッジ平均飛距離:86ヤード

ウェッジ平均スピン:6897rpm

──ドライバーを打った感じはいかがでしたか?

私が使っているZ-STAR XVとの比較になってしまいますが、ちょっと硬めです。タイトリストのV1に近い感じだと思います。

──7番アイアンを打った感じはいかがでしたか?

フェースへボールが乗る感触はあります。でもフェースに吸い付くような感触じゃなくて、弾き感と食いつきを両立させている感触です。

──ウェッジを打った感じはいかがでしたか?

飛衛門のプレミアム3よりも硬く感じました。ただプレミアム3は打った感触が少なかったんですが、こちらは硬さがあってもボールの重さが伝わってくる感じですかね。

試打数は少なめなので、なんとも言えませんがスピン量ではTP5をプレミアム3が上回る結果となりました。

【飛衛門vsプレミアム3】総評!

ノーマル飛衛門は、まず、どの番手やクラブでもやっぱり飛距離はものすごく出ていました。

打った感触は球離れが速くて、打った感触が手に残る感覚は少なめ。またスピン量は今回の試打の中では一番少なく、スピンで止めるという芸当には不向きです。

純粋に飛距離のみを求めるならば、飛衛門の選択肢は十分にありです。

またプレミアム3は、打った感触はノーマル飛衛門と近いものがあって、弾き感が強いです。

しかしカバーの素材でフェースとの摩擦係数が高いのか、柔らかくフェースで食いつく感覚はしっかり残ります。

スピン量もツアーボールと遜色なく、ディスタンス系の飛距離と、スピン系ボールのスピン量。これを両立させていると言っても過言じゃないかもしれません。

ちなみに今回のテストでは、偶然お店に居合わせた常連さん(男性:ヘッドスピード39メートル/秒)の方にもプレミアム3を試打していただきましたところ……。

ドライバーの飛距離が200ヤードから230ヤードに!

開発ゾーンのど真ん中のヘッドスピードだったのでしょうか……。

人やヘッドとの相性などいろいろ要素はあるようなのですが、こんなに飛距離が伸びてしまう人もいるんですね。

リーダーメディアテクノ様から飛衛門&プレミアム3をプレゼント

今回の企画でボール提供いただいたリーダーメディアテクノ様から、飛衛門とプレミアム3のそれぞれ1スリーブをGridge読者様へのプレゼントとして提供いただくことができました。

そしてANSAのEnjoyゴルフ☆で登場していただいている佐野あんさプロのサイン色紙もプレゼント!

下記のフォームから、住所、氏名等必要事項をを明記の上、ご応募ください(2019年5月7日12:00締め切り)。