ゴルフスイング
現役レッスンプロ みやヴぃ
お悩み解決塾~ダフリ編その2 解決法~
みなさんこんにちは! 現役レッスンプロのみやヴぃです。
前回の記事では、ダフリが出やすい3種類の原因をご紹介しました。
①「欲」が出てしまい当てに行くスイングになってしまう。
②高い球を意識して右サイドが下がってすくい打ち。
③ダフリを嫌がり過ぎて過度な左足重心のスイングになっている。
今回は、それらを改善する練習ドリルをご紹介します。
これを見てダフリとはおさらばしましょう!
①「欲」が出てしまい当てに行くスイングになってしまう。
このパターンのダフリにお勧めの練習方法です。
【連続素振り】
クラブは7番アイアンなど短めのアイアンを使用してください。
いつも通りに構えたら、何にも考えずに肩から肩の振り幅でひたすらリズム良く連続で素振りをします。
途中で止まったりせずに、テークバックしたら一気にフォロー→トップまで戻す→フォロー→トップ→……と疲れるまでひたすらに!
連続で素振りをすると、「力まないように……テークバックではここに上げて……切り返しはインサイドから……」などと考えている暇はありません。
そうすることでインパクトで「当てなきゃ!」などと当てようとする意識を消して振り切ることができるようになってきます。
②高い球を意識して右サイドが下がってすくい打ち。
このパターンのダフリにお勧めの練習方法です。
【刀で大根斬りドリル】
クラブは7番アイアンなど短めのアイアンを使用してください。
ゴルフクラブを腰の高さで構えクラブを刀に見立て、自分から見て斜め上から斜め左下に大根斬り! の要領で素振りをしましょう。
ボールに対してクラブの軌道がダウンブローに入るイメージができ、右肩が下がったすくい打ちを矯正しやすいと思います。
素振りでイメージをつかめたら実際にボールを打ってみましょう!
③ダフリを嫌がり過ぎて過度な左足重心のスイングになっている。
このパターンのダフリにお勧めの練習方法です。
【ステップドリル】
クラブは7番アイアンなど短めのアイアンを使用してください。
普通にいつも通り構えたら、左足をいったん右足のほうに揃えます。
両足を揃えたらいつも通りテークバックをし、トップポジションを作ったら左足を踏み込んでからボールを打ちます。
振り幅はスリークォーターほどで大丈夫です。
体を右サイドに残し、ビハインドザボールでボールを打つ感覚をつかみましょう。
クラブの軌道が上から鋭角に入るイメージではなく、払うような軌道で、マットの上をクラブが滑るようなイメージで振りましょう。
まとめ
ダフリで悩んでいる方は、自分がどのパターンでダフリが出ているか把握し、当てはまるパターンの練習ドリルをぜひやってみてください。
ただし、すぐには改善されません。
繰り返し繰り返し練習を行い、無意識の状態でも自然にそのスイングができるレベルまで、体に正しい動きを落とし込まないとなかなか上手くいきません。
ラウンド中などは、どうしても意識してしまいます。
ダフリのミスが出ることもあるかもしれませんが、繰り返しやっていく中で何度か成功して、成功体験を積んでいくと、「この前は上手くいったから今日も上手くいく気がする!」とポジティブ思考になっていき、そのうちまったくダフリは気にならなくなってきます。
何度かやっただけで上手くいかなかったからといってすぐに諦めず、何度も何度も繰り返し練習をしてダフリを克服してください!
次回の記事もお楽しみに!