初心者
もーりー
ココでスコアに差がつく!ラウンド前に練習グリーンを上手に使う方法!
ラウンド前のパッティング練習って、ほとんどのみなさんがやりますよね。
でも「みんながやっているから何となく自分もやっている」なんてことはありませんか?
今回はラウンド前のパッティング練習で意識したいポイントをいくつかご紹介します。
グリーンの状態を確認することを目的にしよう
そもそも、どうしてラウンド前にパッティング練習をするのでしょうか。
パッティング練習で使う練習グリーンは、その日にラウンドする実際のコースのグリーンとほぼ同じコンディションで整備されています。
ラウンド前にパッティング練習をすることで、その日のグリーンの状態をチェックができるということなんですね。
そうです。
上級者は、ラウンド前に「パッティング練習のため」というよりは、「グリーンの状態を確認するため」に練習グリーンに行っている要素が強いわけです。
ボールの転がり具合で当日の距離感を決める
練習グリーンでは、まず最初にボールの転がり具合をチェックしましょう。
私の場合は、まず歩幅5歩分の距離(約5ヤード)を何球か打ってみます。
5歩分の距離をオーバーするようでしたら、グリーンが速いから今日はいつもよりも抑え気味に打つようにしますし、逆にショートするようなら強めに打つようにします。
5歩の距離で確認作業が済んだら、7歩、10歩の距離を打つことでボールの転がりと距離感を合わせていきます。
5歩~10歩で距離感を合わせた後に、ロングパットの距離感を合わせていきます。
私は15歩の距離を打つようにしています。
ただロングパットは練習グリーンの混み具合によっては他のゴルファーに迷惑がかかるかもしれませんので、あまり長い時間をかけないようにしましょう。
傾斜とカラー周辺からの転がりをチェック
もし、練習グリーンに傾斜がついているエリアがあるならば、ぜひともチェックしましょう。
実際のグリーンも傾斜がついていて、下りや上りの転がり具合を読むのは非常に難しいです。
練習グリーンで傾斜の転がり具合をチェックすることができれば、かなりのアドバンテージになります。
あとはグリーンの端のカラーか、少し外側のラフからパッティングをすることもおすすめです。
カラー周りの転がり具合がわかっていれば、これまた実際のラウンド中にグリーンから少しこぼれたところから、パターで自信を持って寄せることができるかもしれません。
敢えてカップインさせない
練習グリーンで、カップ目がけて神経質になっている方をお見かけしますが、あまりおすすめできません。
ラウンド前からカップインにこだわって、ミスがほとんどなければいいですが、逆にことごとくカップに蹴られたりでもしたら、おそらくその日のパッティングは最後まで悪いイメージがつきまとう……というのが私の持論です。
ゴルフは全般的に(特にパッティングは)、メンタルがかなり影響しますからね。
ですので、練習グリーンではカップを敢えて狙わずに、葉っぱなど仮のカップや、自分のティーなどを目標にしてパッティングをするといいでしょう。
「どうしてもカップインさせたい!」という方は1メートルくらいのショートパットくらいならいいかもしれませんね。
その場合は一定方向からではなく、四方八方いろんな方向から打ってみてください。
いろんな方向から打つことで、真っすぐかスライスやフックラインのどれがカップインしやすいか、その日の調子を見極めましょう。
ただし1メートルなのにカップインしなかったとかは、くれぐれも考えないこと。メンタルが大事ですからね。
練習グリーンは、グリーンの状態を確認するのが目的だと割り切って平常心でスタートホールに向かいましょうね♪