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ゴルフクラブ

ミラクルゴルファー★まもプ(蝶首亭塗立)

あなたのパッティングが丸裸に!いざ!オデッセイパットラボへ!

パットに自信があってゴルフを始めたはずが経験を積めば積むほどいつの間にかパットに苦しむことになっているのが現状なワタシ。。。

どうにか良い流れをつかむきっかけをと思っていたところで、今までで一番入っていた記憶があるオデッセイにパターを戻したのですが「そういえば、オデッセイにはパター選びのサポートがある!」と思い出したので、早速パットラボと言われる場所の予約を取り、体験してきました。

オデッセイパットラボとは?

キャロウェイでは、「もっとゴルフを楽しくする」ということでパター選びのサポートを行っているのです。

以前は白金台にあった施設は丸の内のキャロウェイショップ内に移転され、気軽に訪れることができるようになっています。

パッティング計測器(SAM)を使って様々なデータを計測してパッティングの傾向を分析してくれて、フィッティングのスペシャリストがパターを選ぶサポートをしてくれます。

計測器(SAM)とは?

ダンスが上手い。。。じゃない。

「サイエンス&モーション」(SAM)という計測器のことで、この計測器ではパッティングの7つの項目を分析できるのです。

計測器がセットされた位置から3メートルほどのカップに向けてパッティングをすると、「アドレス時のフェースの向き」「インパクト時のフェースの向き」「上からのスイング軌道」「インパクト時の打点位置」「横からのスイング軌道とシャフトの傾き」「ストローク中のフェースの動き」「リズムとタイミング」などを計測します。

パッティングを数値や視覚でわかりやすく表示してくれる機械です。

早速フィッティング開始!

東京駅丸の内改札から数分でキャロウェイアパレル丸の内路面店に到着します。

この日の予約は15時20分ということで、近所のコーヒーショップで時間を調整しつつ15時にキャロウェイショップに入ると、パターを持っているからか「パットラボですか?」と声を掛けられてスムーズに受付となりました。

まず最初に「問診票」のようなアンケートを記入します。アンケートは簡単なもので「パターやボール」「悩んでいること」などです(事前にプリントアウトして持っていくこともできます)。

自分のパターを持っていくのは今のパターの傾向や問題点などをチェックすることにもなりますので、普段使っているパターをぜひ持っていったほうがいいかと思います。

アンケートを記入している間にパターの計測と動きを検知するためのセンサーがパターに取り付けられます。

準備ができたらまずはウォーミングアップで10球ほど自由に球を転がします。

人工芝の上で3メートルほどですが、10フィート以上であろうかというスピードでちょっと戸惑います(笑)。

少し慣れたところで計測開始です。

3メートルほど先のカップに向けて連続で7球打ちます。

ワタシはよりナチュラルなデータを取れることを考えて、余計なことは考えずひたすらカップへ向けて7球打ちました。

正直に言っておきますが、ウォーミングアップを含めても3球しかカップインせず(笑)。

カップインしなくても心配するな!

getty

担当の方に聞くと全部カップインする人はほとんどいないようですし、スリッピーな人工芝と計測の緊張感で距離感を合わせるのも苦労する人も多いらしいです。

なので気にしないでガンガンカップインを狙ってください!

フィッターさんにも打つ前に「バーディーパットを狙うつもりで打ってください」と言われました。

7球を打ち終わるとスグに前出の計測結果が見られるので、フィッターさんの説明を受けながらチェックしていきます。

①アドレス時のフェースの向き
大きく狂ってしまうのはまずいですが、何より1球ごとに違ってしまうのもミスパットにつながります。

②インパクト時のフェースの向きと軌道
ボールが打ち出される方向に影響します。軌道がぶれやすい人はココに現れます。ただ軌道と向きのバランスによって打ち出しや回転が変わるものです。

③真上から見たヘッドの軌道とインパクトの打点位置
バックスイングとフォローのバランスとかバックスイングの安定感などもチェックできます。ワタシの場合打点はほぼ100%同じ所でしたが当たっている位置に問題がありました。

④真横から見たヘッドの軌道とインパクト時のシャフトの傾き
どのくらいのアッパーブローかインパクトのリアルロフトがどのくらいかがわかります。

⑤ストローク中のフェースローテーション
アドレス→トップ→インパクト→フォローのフェースの動きをチェックします。どんな形のパターが合っているかなどがわかったりします。ワタシの場合はフェースローテーションが少なく安定しているので、フェースバランスの開閉の少ないパターが合っているということでした。

⑥ストロークのリズム
距離感や球の転がりに影響が大きいポイントですね。リズムの取り方でタイプが別れるようですが、パット毎の安定感が距離感や打ち出しの良し悪しを左右します。

これで傾向と対策もバッチリ!

getty

個人的にワタシの場合はストロークの再現性や打点の安定は良いが、打点がセンターよりも15ミリもトウ寄りになっていることがわかりました。

これによってエネルギーロスが生じてショートする傾向が出るのではないかということでした。

話によると打点が芯よりも10ミリほどずれると15%ほどのエネルギーロスになるそうで、3メートルから5メートルのバーディーパットがショートすることが証明されてしまったということになりました。。。

ただココでフィッターさんは対応策を出してくれます。

パターのフィッティングにより改善できるポイントを教えてくれて、数多くのタイプのパターから最適なタイプのパターを選んでくれるのです。

ワタシの場合は「シャフトを短くする」「ライ角をフラットにする」というのも改善策に入っていたのですが、併設の工房でライ角調整やシャフトカットやバランス調整などもやってくれるので安心です。

気に入ったパターがあればすぐに作業をしてくれてそのまま持ち帰ることもできるのです。

印刷してもらったデータを元にアドレスやスイングをチェックしながら直すこともできますし、データを読み取れるプロにそれを元にレッスンを受けたりチェックを受けたりすることもできますね。

パターはゴルフにおいて最大のスコアメイクのポイントですから、こうしたチェックを受けてさらなるパフォーマンスアップを狙っても良いのではないでしょうか?