国内ツアーではあり得ない一打~世界のゴルフ界の面白情報を拾い読み#107

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国内ツアーではあり得ない一打~世界のゴルフ界の面白情報を拾い読み#107

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先週の欧州ツアー競技「アブダビHSBC選手権」を制したのはアイルランドのシェーン・ロウリーでした。

そのロウリーですが、第1ラウンドの5番ホールでひどいライからショットを放つことになり、ちょっとした話題となりました。

そこで今回は、海外のツアーで見られた、国内ツアーではあり得ないライからの一打を紹介します。

コース内にゴミ置き場 !?

優勝したロウリーがプレーしたひどいライというのは、5番ホール(パー4)の左サイド――敷地内の外縁に沿って広がるウェイストエリア(ネイティブエリア)にある、廃棄物の山のすぐそばでした。

国内ツアーであれば、その手前にOBライン、もしくはペナルティーエリアのラインが設定されるところでしょう。

それ以前に、コース内にこんな廃棄物の山ができることは考えられられないのですが……。

幸いロウリーはここからナイス・リカバリー。パーで切り抜けることができました。

このエリアの犠牲になったのはロウリーひとりではありませんでした。

ベルギーのトーマス・デトリーも同じく第1ラウンドでこの場所に打ち込み――さらにひどいことに――廃棄物を「動かせる障害物」として取り除くことになりました(下掲の画像)。

「引越し業者じゃないんだから、こんなことさせるなよ」といった嘆きが聞こえてきそうです。

駐車場からリカバリー

国内ツアーでは考えられないライからのショットといえば、1979年の「全英オープン(ロイヤル・リザム&セントアンズ)」で優勝したセベ・バレステロスが放った「パーキング・ロット・ショット」(駐車場からのスーパーショット)が有名です。

セベは16番ホールでティーショットを大きく右に曲げると、ボールはホールに沿って設けられた臨時の駐車場に飛び込み、停めてあった車の足元に止まりました。

救済のドロップ(当時は肩越しに後方にドロップ)後、セベはそこから直接ピンを狙いました。

すると、ボールはピン横にナイスオン。バーディに結びつけたのでした。

これも国内であれば、まずホールに沿って駐車場が設けられることはありませんし、あってもその手前にOBラインが引かれ、駐車場からプレーさせることはないでしょう。

ギャラリースタンドからだって

国内ツアーではほとんどあり得ないひどいライ。最後はギャラリースタンドです。

以前に、フィル・ミケルソンの同様のショット(2014年「ザ・バークレイズ」で見せたホスピタリティテントからのリカバリーショット。下記リンク先)を紹介したことがありましたが、今回は2016年「ウェルズファーゴ選手権」でのジェイソン・コクラックのスーパーショットです。

国内ツアーでも最近は大規模なギャラリースタンド(ホスピタリティテント)を見ることがありますが、その中にボールが止まった場合は、通常はそのまま打たせることはなく、救済のドロップゾーンからのプレーになるはずです。

確かにそれは妥当な処置ですが、こうした「あるがままのライから」プレーさせるのも、スペクタクルなシーンが期待できるので、たまにはあっていいかな? と思います。

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