グリーン上のライン読みは第一印象を大事にしよう！

ゴルフ場に行くと極端にパターのラインを読むことに時間をかける人がいます。

そういう人に限ってなかなかパターのラインが合っていないことも少なくありません。

そもそもパターのラインはそこまで時間をかけて読む必要があるのでしょうか？

答えはNO。常にグリーンを見ているわけでもないのなら、じっくり見てもはっきりしたラインなんてわかりっこありません。

では、どのようにしてパターのラインを見極めるのがいいのでしょうか？

素早くラインを考える！

2019年からプレー中のルールが大きく変わりました。

グリーン上からのショット（パッティング）であってもピンは抜かなくてもいい、ひざの高さからドロップ、など変更点はいろいろとありますが、「プレーファスト」をより進めるために導入あるいは変更されたルールも多くあります。

そう考えると、極端にパッティングのラインを考えることに時間をかけるというのはマナー違反だということです（もちろん常識的な範囲では必要ですが）。

とはいえパターで打つショットも1打。素早くラインを決めるにはどうすればいいのでしょうか？

感覚がパッティングには一番大切なんです！

そもそもパッティングにおけるラインは大まかに、

1.上りか下りか
2.フックかスライスか

を考える必要があります。

複合する場合もありますが、概ね「上り or 下り」+「フック or スライス」と考えればいいのです。

その時にどれくらい曲がるのか、どれほどのスピードで転がるのかは誰もわかりません。

正直、人生の中で培ってきた「感覚」でしか答えが出ないんです。

だからこそ、自分の第一印象を大切にしてください。

「大体これくらいフックするだろうな」「かなり下っているから、相当転がりそうだろうな」というように、パッと見た感じでつかんだイメージは意外なほど正解なことが多いんです。

ラインを反対から見たり、いろいろと考え過ぎることで感覚の鋭さが失われていきます。

パッティングは考え過ぎず、自分の感覚を信じるようにしましょう。

人を信じるな！

パターもショットと同じ1打ですから、他人の意見を鵜呑みにして打つショットで外すと無性に腹が立つものです（笑）。

しかし、自分の感覚で感じた通りにパッティングができたとします。それが良くない結果に終わったとしても納得できるでしょう。

だからといって考え過ぎてはパッティングのラインは見えてきません。

アマチュアゴルファーがプレーする8.5～9フィート程度の速さのグリーンなら、そこまで芝目も気にする必要はありません。

自分の感覚に自信をもってパッティングするようにしましょう。