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プロゴルファー

おっ3

飛ばし屋の体型が変わって来た?~PGA編~

寒い日が続きますが、ゴルフ熱は熱く過ごしていますか?

ライターの『おっ3』です。

写真のオーバースイングの持ち主は、ご存知の方も多いですよね? 飛ばし屋ジョン・デイリーです。

長い間ドライビングディスタンス上位にランクされていました。いかにも飛びそうな雰囲気ですよね。

『飛ばし屋』のイメージって、デイリーが象徴のようなところがあると思いますが、どうやら事情が変わって来ているようです。

2006年の飛ばし屋たち!

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この記事が掲載される頃は、2019年になっていると思いますが、2018年と比較するために、干支を一回り遡って2006年のUSPGAのドライビングディスタンス上位5人のデータをまとめてみました。

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2006
順位/名前/平均飛距離/身長/体重
1/B・ワトソン/319.6ヤード/192cm/82kg
2/J・B・ホームズ/318.8ヤード/180cm/86kg
3/R・ギャリガス/309.8ヤード/180cm/86kg
4/B・ウェッタリック/307.8ヤード/182cm/92kg
5/J・デーリー/307.1ヤード/177cm/97kg

平均/312.62ヤード/182.2cm/88.6kg
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写真はランク2位のJ・B・ホームズです。

ホームスの身長と体重は、ほぼ平均値に近いデータになります。

デイリー程ではありませんが、やはりポッチャリ体型ですよね。

上位5人の平均身長と体重を見ると、J・B・ホームズに代表されるようにやや太めの印象になると思います。

2018年の飛ばし屋たち!

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こちらには、2018年のドライビングディスタンス上位5人を抜き出してみました。

2006年と比較して、身長は3センチ以上大きくなり、体重は3キロ以上軽くなっています。

飛ばしの要素の一つとして『体重移動』が上げられるので、軽量化は不利に働くと思います。

しかし、結果は平均値で4ヤードも伸びています。
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2018
順位/名前/平均飛距離/身長/体重
1/R・マキロイ/319.8ヤード/175cm/73kg
2/T・マリナックス/318.7ヤード/193cm/88kg
3/T・ラブレディ/315.9ヤード/178cm/88kg
4/T・フィナウ/315.3ヤード/193cm/91kg
5/L・リスト/314.7ヤード/188cm/86kg

平均/316.88ヤード/185.4cm/85.2kg
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写真は平均値に近い体格のルーク・リストです。一目見てスラリとした印象を受けると思います。

飛ばし屋がスラリとして来た理由はどこにあるのでしょうか?

『飛ばし』の理由が変わって来た?

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2006年はすでにクラブの大型化は始まっています。

とはいえ、12年の間に大きな技術の進歩があったとは思います。

2018年堂々の1位は、ローリー・マキロイです。使用クラブは、460ccの大型ヘッドです。

2006年は、少しだけ小ぶりなヘッドを使うプロが多かったように記憶しています。

ヘッドの大型化によって重心距離が長くなり、ボールをつかまえ切らないことを嫌ったのだと思います。

しかし、スイング理論の進化によってそれも解決したのではないでしょうか。

大きな体重移動によってヘッドスピードを上げるスイングから体重移動よりも、地面からの反発力や左サイドの壁を作ることによってシャフトの逆しなりを生むスイングへの進化が、細身の飛ばし屋を生んだのだと思います。

フェース面の開閉と体重移動によるスイングから、フェース面は閉じたままで高速回転するスイングに変わって来たことを裏付けるものが、飛ばし屋の体型の変化なのかもしれません。

見方を変えると、私たちアマチュアも大きな体格を手に入れるよりも現代のスイング理論を身につけることで飛距離アップの期待を持てるということかもしれませんね。