ゴルフウェア
Nick Jagger
ゴルフのファッションはTPOさえ考えれば大丈夫!
好ましいゴルフファッションとは、一体どのようなものでしょう。
普段外出する時、いつ、どこで、どんな理由で、誰と会うのかといった条件で服装が異なるように、ゴルフウェアもまた、いつ、どんなゴルフコースで、誰と、どんな状況でプレーするかによって、本来は異なるものなのです。
ドレスコード
ゴルフ以外のスポーツも同じですが、そのスポーツをするのに都合のいい服装というものがあります。
ただ、ゴルフが他の競技と決定的に違うのは、ドレスコードがあるということです。
レストランでのディナーやカクテルパーティーのようにドレスコード、つまり服装規定というルールを守る必要があるということです。
ゴルフは会員制のクラブで主に行われてきたという経緯があって、こうしたルールが文化になったのです。
ラウンドするゴルフ場にドレスコードが仮になくても、プレーする時のマナーとして、ゴルファーは最低限の身だしなみを守らなくてはいけないのです。
ゴルフのビギナーは面倒くさいと思うかもしれませんが、そんなに難しいものではありませんので、まずは正しいドレスコードを身に付けましょう。
そしてゴルフウェアを購入する際には、機能性とかお洒落な着こなしといったことに対する十分な配慮も忘れないことです。
ゴルフのドレスコードの基本は、まず見苦しくない身だしなみ、そしてプレーしやすい服装であるという2点です。
ゴルフ場によって多少の違いはありますが、これさえ守っていればほとんどのコースで問題になることはないでしょう。
稀に黙認されることもありますが、ルール違反の服装をした場合、コースの従業員から注意されることも普通にあります。
その違反が甚だしい場合は服装を変えるように言われ、それができなければ入場を断られることもあるのです。
メンバー同伴、もしくはその紹介がないとプレーすることができない名門コースになるほど、ドレスコードに厳しい規則があることが多い傾向があります。
例えば男性の場合、コース到着時にはジャケット着用というドレスコードがあるクラブもありますから、大切な人に招待された場合などで、どんなコースか心配な時はジャケットを着用し、革靴を履いて行けば安心かと思います。
最新のファッションも常識の範囲内で
近年はゴルフファッションも多様化で、デニム風やカーゴパンツ、またクルーネック系の襟の短いシャツなどが、ゴルフショップで売られています。
このようなファッションも場合によっては、ドレスコードに違反する可能性があります。
また、半袖シャツの下に長袖の機能性アンダーウェアを着ることも、稀ではありますが、ドレスコードに引っかかってしまうこともありますので注意してください。
服装ではありませんが、キャップを野球のキャッチャーのように後ろに被ったり、タオルを首に巻いたり、腰に下げたりするのもマナー違反です。
最近では、へそ出しシャツやホットパンツ風のショーツなど、ゴルフの伝統や文化を軽視したと思われかねないファッションのプロも見られます。
そうした服装を好ましくないと考えるゴルファー(特にゴルフに造詣の深いベテランゴルファーに多い)がいることは、賛否は別にして事実として認識しておきましょう。
TPOを踏まえたファッションをしましょう
基本の服装ルールに加えて、適切なゴルフウェアはTPOによって異なると言います。
いわゆる暗黙のルールがあるということも覚えておきましょう。
いつ、どこで、誰と、どんな状況でプレーするのかによって、服装は変わるべきものなのです。
同伴プレーヤーが不快とか、恥ずかしいなどと感じるファッションは避けるべきです。
ゴルフをエンジョイすることは大切ですが、いつもTPOを考え、自分だけが変に目立ったり、浮いていたり、周りに溶け込めないような服装も避けたいですね。
女性の場合、ミニスカート、ホットパンツ、襟なしシャツなどを着用する時、ドレスコードに加え、TPOの観点から問題ないだろうかと考えたほうがいいでしょう。
このようなファッションを楽しみたい時は、そうしたコースや仲間を選んでプレーすればいいだけのことですから、だからゴルフは面倒くさいなんて大げさに考えないでくださいね。