Gride

bs_banner
gettyimages/1126856766
getty

ゴルフウェア

Yanagi@TPIトレーナー&ドラコンプロ

レインウェアの選び方〜オススメはこれだ!!

ゴルフのレインウェアは値段もピンキリで種類も豊富……。選ぶのにとても悩みますよね!

そこで今回は、レインウェアに備えていてほしい機能やスペックにつて解説します!

ゴルフ用レインウェアにほしい機能

getty

<ベンチレーション>

生地が大きく開いており、そこから蒸れを逃がせる機能です。

ゴルフのように、発汗しながら長時間の着用が予想される場合は、ベンチレーションがあるとないでは着心地がまったく違ってきます。

<裏地のメッシュ>

レインウェアの生地が肌に直接触れるのを防いでくれるので、快適な着心地を保てます。

透湿性が低く、裏地のメッシュがない安いレインウェアの場合、スイング中に引っかかるような感じがしてしまいます。

<防水テープ>

レインウェアの生地と生地を縫い合わせた継ぎ目からの浸水を防ぐために貼られるテープのこと。シームレステープとも呼ばれます。

浸水するような雨量の時はラウンドしないと思いますが、長い目で見るとあったほうが安心です。

<止水ファスナー>

特殊なフィルムでカバーして撥水加工を施してあるファスナーのことをいいます。

綴じ目が従来のファスナーと違いぴったりと合わさるのが特徴。カバーが必要ないので使用することによりスタイリッシュなシルエットになります。

生地で覆われているファスナーは止水ファスナーではないので注意してください。

ゴルフのよに、ポケットからいろいろ出し入れしたい場合は、ファスナーとポケットの構造がとても重要になります。

取り出しやすさを重視し過ぎると、ポケットから浸水することもあるので注意しましょう。

<ストレッチ機能・軽量化>

ゴルフのレインウェアは、ストレッチ機能を強化(ブリヂストン)していたり、軽量化に特化(ミズノ)しているメーカーもあります。

これは好みの問題ですので、どのような環境でプレーしたいかで優先順位を決めてください。

ゴルフ用レインウェアに必要なスペック

getty

<撥水性>

生地表面で水を弾くことを言います。

撥水剤であるシリコン樹脂・フッ素樹脂で繊維を一本一本包み込んで、撥水効果をもたらします。

高級なウェアは繊維自体に撥水加工が施してあることが多く、通気性が良くなる利点もあります。

また、繊維ではなく生地全体に樹脂を塗布したものもありますが、長い間使用していると撥水材が剥離し効果が減ってきます。

※防水スプレーなどを使えば撥水効果を復元させ長持ちさせることが可能です

<透湿性>

汗や水蒸気を外に排出する素材性能のことを言います。

雨の水滴よりも小さく細かい無数の孔が生地にあり、内側にこもった汗の水蒸気を外に逃がすような設計になっています。

ゴルフのように動きの多い場面で使用するレインウェアにはとても重要なスペックです。

ゴルフ用としては最低でも5,000g/m2-24h以上もものを選びましょう。

10,000g/m2-24h以上あればベトベト感はだいぶ軽減されます。

しかし、圧をかけると浸水する場合があるため、濡れた面に座るなど水に触れた状態で圧をかけないよう注意してください。

<耐水性>

レインウェアの防水性能を表す際に使われる数値です。

耐水圧が高ければ高い程、浸水しにくい生地となっていて、スペックの目安としては

小雨を防ぐ…5,000mmあれば十分
大雨の中…10,000mm以上が目安
登山…20,000mm以上が目安

です。

ゴルフで使用する場合は、関節の動きも多く、また膝をついたりすることもあるので、10,000mm以上のものを選びましょう。

ゴルフ用レインウェアで欲しい機能まとめ

ゴルフというスポーツの特性を考え、以下のスペックを備えたレインウェアを用意すれば、失敗しないと思います!

<必ずほしい機能とスペック>
・ベンチレーション
・裏地のメッシュ
・ストレッチ機能
・透湿性10,000g/m2-24h
・耐水性10,000mm

<予算が許せば追加したい機能とスペック>
・防水テープ
・止水ファスナー
・軽量性
・透湿性20,000g/m2-24h以上
・耐水性12,000mm以上

ちなみに、私がオススメする高級なレインウェアはブリヂストンの「水神」、コスパ最高のレインウェアは「ワークマン」のレインウェアです!