ゴルフスイング
PAR RUSH 01
芝が薄くなってきました!グリーン周りでパターの出番です!~上達シリーズ第69回
11月までは暖かい日が続き、ゴルフも快適なシーズンでしたが、最近は急に寒くなって、ゴルフはすっかり冬の状況になりました!
このところの寒さで、ゴルフ場の芝は冬状態になってしまっています。
これから、アプローチが難しい時期を迎えますね!
そこで、グリーン周りでのパター使用のお話をしましょう!
目次
もう、芝は見た目よりも薄くなってきています! 難しいです!
このところの寒さで、芝は、私たちが考えているよりも、ずっと薄くなっています。
見た目には、芝は色が緑から茶色に変わった程度で、夏の時期と同じように見えても、実際には芝は極端に薄くて、厳しいライになっています!
芝も寒さで元気がなく、少し寝ているような状態になり、よりベアグランドに近い状態になっていると考えるべきです!
上げるアプローチは覚悟が必要です!
本来、転がすアプローチが最もリスクが低いのですが、上げるアプローチのカッコ良さに憧れて、ウェッジで上げるアプローチをしようと思っている方が多いと思います。
芝が元気な夏場の時期でも上げるアプローチは難しいのに、芝が薄くなるこの時期に上げるアプローチを使うには、ミスした時のことを考えた覚悟が必要です!
リスクを考えて転がす? クラブは?
この薄くなった芝で最も多いミスは、チャックリです。
薄い芝でウェッジのリーディングエッジが手前の薄い芝の土に入ってしまい、ボールはわずかしか進まない! というものです。
これはショックで、一瞬立ち直れない状態になります!
ウェッジにはこのようなリスクがありますが、安全なのは言うまでもなく、転がすアプローチです。
そして、転がすアプローチでは、ピッチングウェッジ(PW)やそれ以下のアイアンを使うこともあるでしょう。
でも、最も安全なのは、間違いなくパターです!
アプローチでのさまざまなリスクなどを考えて、パター使用の決断をしましょう!
夏場の芝は元気なので、エッジや花道でも芝の抵抗が強く、パターの使用は相当考えさせられます!
しかし、これからの冬場は芝も枯れていて、ベアグランドに近い状態が多くなるので、パターを使ってもそれほど抵抗を受けずに転がすことが可能になります。
この場合でも、どのクラブを持てば一番寄るか、あるいは1パットで入る可能性のある所に付けられるかを判断するようにしましょう!
そして、パターが一番リスクが少なく寄る可能性が高いと判断したら、しっかりと転がす意識を持つことが大切です!
中途半端に、グリーン上のパットの要領で打つと、間違いなくショートします!
パターで転がすと決めたら、ロフトの立っているアイアンを持ったつもりで、しっかり打ちましょう!
パターですが、ロフトの立ったクラブで、アプローチする気持ちを持ちましょう!