ゴルフスイング
おっ3
賞金王も!女子No.1飛ばし屋も!グリップは短く持っても飛ぶんです!
今平周吾プロ、賞金王おめでとうございます。
こんにちは、ライターの『おっ3』です。
早速ですが、今平プロのグリップを見てください。
すでにお気付きの方も多いと思いますが、グリップを短く持っていますよね。
持っているクラブはドライバーですが、指2本分近くは余している感じです。
今平プロは、コントロールショットだけではなく、ほとんどのショットでクラブを短く持ちます。
それでも、ドライバーの平均飛距離は287ヤードです。
ということは、グリップを短く持っても十分に飛ばせるということでしょうか?
女子プロ歴代No.1の飛ばし屋!
その飛距離なんと271ヤード!
一昨年の『スタジオアリス女子オープン』において、43歳(当時)のママさんゴルファー・福嶋晃子プロがドライビングディスタンス賞を獲得しています。
2位の穴井詩プロも飛ばし屋として知られていますが、その差は16ヤードもの大差でした。
子育てのために、第一線からは一歩引いてはいますがその飛距離は今なお健在です。
そんな福島プロは、今平プロよりもさらに短く持っています。
ということは、グリップを長く持つことは飛距離を稼ぐ上で最優先するべきものではないとも言えると思います。
世界のホームラン王も!
レギュラーシーズンに868本ものホームランを打った王貞治さん。
今日は、世界記録を作ったフラミンゴ打法のグリップに注目してください。
やや不鮮明な写真ではありますが、指2本分ほど短く持っています。
当時のジャイアンツには、淡口憲治さんという選手がいました。
チームで一番のヘッドスピードを誇ったのはその淡口さんだったと言われています。
『世界の王』のホームランは、圧倒的なヘッドスピードが作るものではなく、その他の要素が生み出したものと言えるのかもしれません。
ミート率と最適なスピン量が飛距離を生む!
身長165センチ、体重64キロと決して体格に恵まれた訳ではない今平プロ。
アマチュアの思考回路ならば、少しでもクラブを長く持ってヘッドスピードを稼ごうとしそうなものです。
福島晃子プロは、1999年にアメリカで2勝していますが、大柄な欧米のプロに中にあってもスタイルを崩すことなく、栄冠を勝ち取っています。
ミート率の高いトッププロでさえ、ヘッドスピードよりも究極のミート率と、ボールの最適スピン量を求めたのだと思います。
ましてや我々はアマチュアです。クラブを短く持つメリットは、さらに大きいと思います。
早速、練習場やシミュレーションゴルフで試してみませんか?