ゴルフスイング
しだしんご
1メートル以内のショートパットを確実に沈めるために大切なこととは?
こんにちは♪
「スコアの4割がパッティング」というデータがあるとおり、スコアメイクの上でパッティングはとても大切です。
そんなパッティングにおいて、特に重要なのが、1メートル以内のショートパット。この距離を簡単に外しているようでは、スコアになりません。
今回は、1メートル以内のパッティングを確実に沈めるためにはどういう点に注意すれば良いのかのお話です。
インパクトでフェース面がターゲットに向いているかが最重要
パッティングの転がる方向は、ほぼインパクトした時のフェースの向きで決まります。
多少ストロークの軌道がズレたところで、転がる方向には影響しないという研究結果も出ています。
1メートル以内のショートパットをよく外すという方は、まずはアドレスでちゃんとフェース面がターゲットに向いているかを確認しましょう。
そしてストローク中は、手首をこねたりしてしまうとフェース面の角度が変わるので、右利きの方であれば左手の手首の角度が変わらないように注意しながらストロークします。
芯でしっかりヒットすることだけを考える
パターのフェース面には、他のクラブと同じように芯があります。
実は芯を外してしまうと、パターのフェース面はシャフトを軸に回転します。
トウ側に当たった瞬間にフェース面は開き、反対にヒール側に当たった場合は閉じる方向に回転するのです。
先ほどお話したとおり、ボールの転がる方向はほぼインパクト時のフェース面の向きで決まります。
しっかりと芯でヒットしないと、せっかくアドレスでターゲットに真っすぐフェース面を合わせても、水の泡になってしまいます。
1メートル以内になると、入るか気になって仕方がないとは思います。
しかしそれでは体が早く起き上がったりして芯を外し、カップインの確率を下げてしまいます。
とにかくフェース面を合わせたら、芯でしっかりヒットすることだけを考えましょう。
「入れる」のではなく「当てる」つもりで打つ
よくショートパットをポロポロと外す人に多い傾向ですが、最後のひと転がりでカップに届くか届かないかのジャストタッチでは、カップインする確率が激減します。
ショートパットをジャストタッチで入れにいこうとすると、カップ周りの芝目や微妙な傾斜に影響され、ボールが予期せぬ動きをしてしまいます。
勇気を持って、芝目や微妙な傾斜に負けないくらいのしっかりとした転がりをボールに与えること。
こうすることで、カップインの確率が高くなります。
そのためには、「入れる」という気持ちよりも、カップをペットボトルやビール瓶などに見立てて、それらにしっかり「当てる」という意識が有効です。
また、カップ奥の土手に「当てる」という意識でも、しっかりとした転がりを実現でき、入る確率が上がります。
正しいアドレスで、芯でしっかりヒットすれば、怖くなんてありません!
恐怖心のある方は、50センチくらいから何度も何度もカップインさせる練習をして成功体験を積み重ね、自信を付けてくださいね!