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ゴルフスイング

オリオット

ドライバーはレベルブローとアッパーブローで飛距離はどのくらい違う?

ドライバーは、ティーアップしてアッパーブローで打つほうが飛距離が出ると考えてきましたが、それは本当に正しいのでしょうか?

ドライバーのレベルブローとアッパーブローの飛距離差について考察してみました。

レベルブローとアッパーブローのインパクトロフト差は6度程度?

ロフトが9.5度のドライバーで、レベルブローとアッパーブローでインパクトロフトがどう変化するかを絵にしてみました。

レベルブローの場合は、クラブのロフトとインパクトロフトは同じで、9.5度ぐらいになると考えられます。

インパクトロフトはシャフトの「逆しなり」効果で9.5度より大きくなるかもしれません、あるいはギア効果でボールの打ち出し角はインパクトロフトより多少大きくなるかもしれませんが、飛距離差の計算にはあまり関係しないので絵には表現していません。

アッパーブローの場合、ロフトは大きくなりますが、シャフトの傾きは~6度程度が現実的ではないかと思います(ティーアップの高さなど、クラブヘッド上昇局面のどこでボールをヒットするかにもよります)。

絵のようなケースでは、アッパーブローのインパクトロフトは9.5+6=15.5度になり、レベルブローとアッパーブローのインパクトロフト差は6度程度になります。

アッパーブローはレベルブローに比べて飛距離が~6ヤードほど落ちる?

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ヘッドスピードは同じだと仮定すると、アッパーブローはレベルブローに比べてインパクトロフトが~6度程度大きくなることから、飛距離は~6ヤード程度落ちます。

インパクトロフトは1度大きくなると飛距離は約1ヤードほど落ちると計算できます。

「逆しなり効果」や「ギア効果」があったとしても、インパクトロフト差、飛距離差は変わりません。

レベルブローとアッパーブローどちらで打つか? 

アッパーブローはヘッドアップになりやすく、レベルブローはフォロースイングで上体の捻転不足を招きやすいという不安があります。

いずれにしても、ドライバーは必ずしもアッパーブローにこだわる必要はなさそうです。

ダウンブローで打つことも選択肢?

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ドライバーをダウンブローで打つ場面はあまりないかと思いますが、シャフトの逆しなり効果やギア効果などを使えば、ダウンブローで打ってもそこそこ高い弾道でボールを飛ばすことができると思われます。

ダウンブローは、スイングの最下点の手前、クラブヘッドの下降局面でボールをヒットします。

同じヘッドスピードを出せれば、レベルブローやアッパーブローより飛距離が出るかもしれません。

また、ダウンブロー・レベルブロー・アッパーブローにストレート・フェード・ドロー系の打ち方を組み合わせれば、原理的には9通りの球筋を打つことも可能です。

コースレイアウトなどのシチュエーションに合わせて、いろんな弾道を実現できればゴルフがもっと楽しくなると思いますが、相当難しそうです。

参考にしてみてください。