ゴルフスイング
レッスンプロ・クラフトマン 河野
ゴルフスイングの正しいスナップの使い方教えます。その2
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
前回に引き続き、ゴルフスイングのスナップの使い方、その2です。
ヘッドを加速させる動きはピッチャーの手首の使い方と同じです(アンダースローでイメージしてください)。
スナップの使い方を覚えるにはハーフスイングが効率的。
ゴルフで、飛距離はとても大切なことは今さら言うまでもありませんが、その飛距離を生むのは、スナップです。
飛距離不足の方は、スナップを正しく使えていないことが考えられますので、今回の練習方法で練習をしてスナップの正しい使い方をぜひ覚えてください。
私が、スナップを使わないフェードでドライバーを打った時とスナップを使ったストレートボールを打った場合30ヤード近くの飛距離差が出ます。
もし同組の方に、体格も同じくらいなのに30ヤード置いて行かれた場合、誰でも気分が落ち込みます。
そうならないためにも、スナップを使う方法を覚えてください。
スナップの使い方をフルスイングで覚えようとするととても難しくなりますが、ハーフスイングならば早めに理解できるようになります。
数多くスナップの使い方を練習するには、ハーフスイングが効率的です。
ハーフスイングでスナップでボールを叩く
それでは、オンプレーンのハーフスイングからスナップを使う方法を解説させていただきます。
スナップをフルに使い(ハーフスイングのトップで手首は、右手甲側に90度近く折れ曲がっている)、グリップエンドがボールに向いたところ(ハーフスイング)からなら、腕とスナップの力でボールを叩くことができます。
ハーフスイングの振り幅で叩く練習をしておけば、フルスイングのトップからでも叩くことができるようになります。
●練習方法
アドレスからスイングを始動し、グリップエンドがボールを向いたところで止めます。
このハーフスイングのトップ時にフェースがシャットになっていてはいけません。
ダウンスイングは、主にスナップを使い、開いているフェースをインパクトまでにボールに正対するようにします。
体は土台として使い、できるだけ動かないようにして、体の正面でボールを打つようにします。
インパクトでフェースがボールに正対したら、右腕の肘と手首を使い左耳の下に右腕を巻き付けるようにしてヘッドを背中まで一気に巻き付けます。
右腕を左耳の下に巻き付けるようにフォローを取ります。
右手のひら側に折るスナップの使い方をヒンジと言います。
野球選手がゴルフをすると、皆さん飛ばし屋になりますが、私が思うに子供の頃から行っていたキャッボールの手首の使い方(ヒンジ)で手首が鍛えられ、ヘッドを速く走らせることができるのだと思います。
ピッチャーが手首を使わなければ、剛速球は投げられません。飛ばしの動きの主体は、手首です。
今回の方法ならば、自分が叩こうと思った時に、叩くことができます。
まずは、腕とスナップを使い右腕を左耳の下に巻き付けるようにヘッドが背中まで回るフォロースルーが取れるようにできるようにしてください。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。