パッティングは狙った方向に真っすぐ50センチ打てるようになろう！

パッティングストロークの方法は人それぞれですが、ストロークの目的は実は1つしかありません。

距離感を別にすれば、それは狙ったところに真っすぐボールを打ち出すということです。

それだけなのです。

曲がるラインでも、仮想カップに真っすぐ打つ

考えてみれば、パターというクラブは、他のクラブのようにスライスやフック、高い球、低い球など打ち分けることはできません。

いや、その必要がありません。

パッティングは、常に狙った方向に真っすぐ打ち出すことさえできれば、それでいいのです。

例えば、右に切れるラインであっても、仮想カップがカップの左側に来るだけで、狙いはその仮想カップに対して真っすぐです。

どんなストロークでも、狙ったところに真っすぐが基本

ラインを読んだら、最終的にはどこに仮想カップを想定するか決めます。

実際にいざストロークする時は、その仮想カップに対して狙いを定め、真っすぐ打つのがパッティングの真髄なのです。

どんな打ち方、ストロークであっても、狙ったところに真っすぐ打ち出すことさえできれば、それでOKなのです。

出だしの50センチを真っすぐ打つ練習が効果的

真っすぐ打つ距離にしても、最初のうちは出だしの50センチが真っすぐ打てるよう練習すればいいでしょう。

50センチという距離は、パッティングのアドレスに入った時、視野の左端にカップがぼんやり見えている状態と同じです。

余程のことがない限り外さない距離ですが、これが5メートルでも10メートルのパットでも、その50センチさえ真っすぐ打てて、タッチさえ合っていれば、カップインするのだと考えましょう。

プロゴルファーの中には、ラインの目印（スパット）をボールから50センチくらい先のライン上に設定して、そこを通過させることだけを考えてストロークする人もいます。

あとはタッチの問題だけです。

「50センチ真っすぐ打つだけ」と言われれば、何だか簡単なような気がしてきませんか？