ゴルフスイング
PAR RUSH 01
ゴルフにおける「感性」とは!〜上達シリーズ第60回
ゴルフは、コース、天候などまさに自然との戦いです!
ゴルフはボールを飛ばすだけのように思われますが、そこには自然のさまざまな条件を加味して、距離を判断することが求められます!
ここに必要なのが、「感性」です!
自分の五感を研ぎ澄まして、この自然との戦いに勝っていかなければなりません!
今回は、この「感性」について考えます!
天候に対する感性!
ゴルフプレーでの天敵は何でしょうか?
まず挙げられるのが「風」ですね。
風のボールに対する影響は半端ではありません。
その風をどう読むか? これは経験と自分の感性から判断を求められます!
また、台風のような暴風雨は別として、風も弱く普通に降る雨の場合は、ボールに対してどの程度の影響があるのか?
これも経験と感性です!
地形に対する感性!
地形がボールの距離に与える影響は皆さん知っての通りですが、どのくらいの影響があるのかは、まさに感覚で、「感性」が大事になります。
キャディーさんがついている場合は、的確な残り距離のジャッジがあるでしょうが、自分で判断が必要な場合は、やはり五感を働かせて距離を見極めるようにしましょう!
レーザー距離計やGPSを使うのも有効ですね。
天候と地形を組合わせて、「感性」で距離を判断する!
ゴルフが難しいのは、地形や天候などの条件を基に、五感を働かせて残り距離を判断することで、これらの条件を組み合わせをして、判断することが必要になります。
天候や地形などそれぞれの要素を、単独で判断するのではなく、組み合わせて考えないとダメだということで、最後には「感性」で最終判断をすることになります。
ですから、「感性」を磨く努力をしましょう!
空気・湿度・風など五感で感じるモノを感じ取れることが大事です!
グリーン上の感性!
グリーン上のパットは、まさに「感性」そのものです。
距離感の出し方など、方法はさまざまありますが、最後は自分の「感性」でパッティングしていると思います。
グリーン上は、切れ方の強弱はありますが、基本は必ず曲がります。
この曲がりを読むとき、全体の形状を見ながらグリーンに上がりますが、マークをする時に見た最初のラインが正しいことが多いのではないでしょうか?
反対側から見たり横から見たりしているうちに、不安になり、厚めに読んだり薄めに読んだりします。
しかし、結局は迷うことになり、中途半端な状態でパットして入らず、悔やむことになります!
見てきた通り、ゴルフは「感性」のスポーツです!
スターティングホールのティーショットから、最後のカップインまで、すべてのショットやパットについて、「感性」を働かせて臨むことになります!
もちろん、経験に基づくさまざまな要素を頭に入れて判断をすることになりますが、コンピューターのように決められた条件式だけでは決められず、最後は「感性」によって判断をすることになります。
さあ、「感性」を磨きましょう!