Gride

gettyimages/922248522
getty

ゴルフスイング

オリオット

広いスタンス幅はスライス・ヒッカケ・トップ、狭いスタンス幅はダフリやすい!?

正しいアドレスは、いいショットにつながります。

そこで、アドレスの中でも重要と思われるスタンス幅とボール位置とスイング最下点の関係について考えてみます。

クラブごとに適正なスタンス幅がある!?

同じクラブでも、スタンス幅が広い場合と狭い場合とでは、スイングに違いが出てきます。

スタンスが広くなると、

・クラプレーンはフラットになりやすい。
・体重移動がやりにくくなる。
・上体の回転不足が生じやすくなる。
・その結果、スライスやヒッカケやトップが出やすくなる。

一方、スタンスが狭くなると、

・クラブプレーンはアップライトになりやすい。
・体重移動と上体の回転はやりやすい。
・アップライトになりすぎるとダフリが出やすい。

このことから、スタンス幅はあまり広過ぎても狭過ぎてもよくない、クラブ毎に適正なスタンス幅がありそうです。

スタンス幅をチューニングをする時は、このような傾向があることを頭に入れておくといいでしょう。

スイングの最下点位置とボール位置とスタンス幅との関係

一般的に、ボールの位置は左足かかと寄りの線上がいいとされています。

しかし、これではスイングの最下点位置やスタンス幅との関係が不明確です。

そこで、アドレスする時はまずスイング最下点位置を左足かかと寄りの線上に置くようにします。

次に、このスイング最下点を基準にしてボールの位置を決めます。

私の場合は、ドライバーはスイング最下点の左側、アイアンはスイング最下点の右側、フェアウェイウッドとユーティリティとパターはスイング最下点でインパクトできるようにボール位置を決めます。

そして、スタンス幅は肩幅を基準(7番アイアンぐらい)にクラブの長さに応じて1足分狭くしたり広くしたりします。

このように、一定の基準を設けてアドレスすれば、いつの間にかアドレスやアライメントがズレてしまうことがなく、正しいスイングに通じるのではないかと思います。

オープン・クローズドスタンスのアドレス方法

コースに出ると、オープンスタンス(フェード系)あるいはクローズドスタンス(ドロー系)でアドレスする場合があります。

また、もともとスクエアなアドレスではなく、クローズ気味あるいはオープン気味に構えたほうが自分のスイングにマッチする場合もあります。

そのような場合にも、スイング最下点を基準にしてボール位置とスタンス幅を決めるというような基準を設けてアドレスしたほうが、アドレスやアライメントの再現性、スイングの再現性に通じるでしょう。

参考にしてみてください。