ゴルフスイング
宮下芳雄@プロゴルファー
スウェイを矯正すれば、ダフリ&トップと別れられます!
こんにちはJGMセベバレステロスGC所属プロの宮下芳雄です。
今回はスイングエラーの一つであるスウェイ(sway)の矯正方法を紹介!
ゴルフ初心者はもちろん、経験者でもこのスイングエラーに感染している方が多いと思います。
ではご覧ください。
スウェイとはなにか?
まず最初にスウェイとは何かの説明です。
スウェイとは、バックスイングをする際に右サイドが横に動いてしまいスイング軸がずれる悪い動作のことを言います。
そしてこの悪い動作によりダフリやトップなどボールが上手くとらえられないミスが出てしまうのです。
まずはアダム・スコット選手のスイングをご覧ください。
スウェイもなく、軸のブレもない素晴らしいスイングです!
何に気をつけたらスウェイが直るのか?
バックスイング時に「骨盤を回し過ぎない」「体重移動を意識し過ぎない」「時間を掛けてバックスイングしない」ことに気を付けてみましょう。
骨盤の回転角度は45度が理想です。
じつは、この角度以上に骨盤を回すとスウェイが起きやすくなるのです。
さらに、体重移動することは決して悪いことではないのですが、過剰に行うとスイング軸がずれてしまいスウェイの原因になります。
体重移動は軸が動かない程度にしておきましょう。
そして意外かもしれませんが、ゆっくりバックスイングをし過ぎるとスウェイになることがあります。
ゆっくりスイングをし過ぎると余分な動きが生じやすくなるので注意をしましょう。
TPIゴルフメソットでスウェイを瞬殺!
ところで、みなさんTPIってご存知ですか?
TPIとはアメリカにある「タイトリストパフォーマンス研究所」のことです。
ゴルフトレーニングはもちろん、ゴルフメディカル、ゴルフリハビリ、TPIスイング理論などなどゴルフに関連した総合研究機関なんです。
さらにUSPGAツアー優勝者の約80%がTPIのトレーニングメソッドを採用しているんです。
今回はそのTPIゴルフメソッドからスウェイを瞬間で矯正してしまう方法も紹介します。
そのポイントはアドレス時の左骨盤の位置です!
<TPIメソッド@スウェイ矯正>
1.アドレス時に骨盤を地面に対して水平にする
2.左骨盤を少し高くする
3.そのまま左骨盤の高さを変えずにバックスイングをする
TPIの圧倒的な矯正効果を感じていただけると思います。
とても簡単な方法なので皆さん、ぜひお試しください!
ではまたお会いしましょう。