ゴルフスイング
Nick Jagger
スイングリズムは2拍子がいい?それとも3拍子がいい?
ゴルフはリズム感が大切です。
スイングリズムはもちろんのことですが、歩くリズムや同伴者との会話するタイミングまで含めて、自分にとって快適なリズムでプレーできれば、スコアもいいはずです。
ただ、自分にとっての快適なリズムというのは、人それぞれですよね。
「チャー・シュー・メン」は3拍子
スイングのリズムで、昔から言われているのが「チャー・シュー・メン」という3拍子のリズムですよね。
これはかつて『週刊少年マガジン』(講談社)で連載されていた、ちばてつや氏の『あした天気になあれ』の主人公・向太陽クンが実践していたリズムです。
しかし、これも「チャー」でセット、「シュー」でバックスイング、「メン」で一気に振り下ろすという人もいれば、「チャ-」で上げて、「シュー」でインパクト、「メン」でフィニッシュという人もいますから、まさに人それぞれです。
ゴルフ発祥の地イングランドでは、やはり3拍子で国歌のフレーズ「ゴッド・セーブ・ザ・クイーン」と、リズムを取っているゴルファーが多いんだそうです。
2拍子を唱えるのはジョニー・ミラー
また、自分の名前が一番いいと言ったのは、かつての名ゴルファーで現在は解説者で有名なジョニー・ミラーです。
ジョニー・ミラー、つまり「ジョニー」でバックスイングをして、「ミラー」でダウンスイングからフィニッシュというわけで、こちらは2拍子ということになります。
あるプロゴルファーに言わせると、3拍子よりも2拍子のほうがリズムよく打ちやすいそうです。
心地良いリズムは自分で見つける
例えば、「チャー・シュー・メン」のような3拍子のリズムで打つ場合、「シュー」で反動をつけてオーバースイングになったり、「メン」でインパクトで力が入ってしまうからだそうです。
その点、2拍子ならば上げて、下ろすという具合にスイングがシンプルになって、力まなくなるといいます。
とはいっても、これはあくまで「原則的に」というただし書きがつきます。
心地良くスイングできるリズムは、結局のところ自分で見つけるしかないのです。
あなたも練習場で、いろいろなフレーズを口ずさみながら、自分に合うリズムを探してみてください。