Gride

gettyimages/823014736
getty

ゴルフスイング

しだしんご

飛距離アップのために「飛ばさない練習」をしましょう?!

こんにちは♪

今回は、ドライバーで飛距離アップするための練習方法のご紹介です。

飛ばすために飛ばさない練習とは? 飛ばすためのコツがつかめるようになってきます♪

マン振りばかりの練習は逆効果!

getty

ドライバーを手にすると、ゴルファーの性(さが)とでもいうのでしょうか、「オッシャー!」とばかりにマン振り練習をしてしまうもの。

「え、だってしっかり振らないと飛ばないじゃん」という方、確かにそれも一理ありそうですが……。

皆さんの中で、自分では一生懸命振っているつもりなのに、飛距離があまり変わらない、もしくは飛ばなくなったという経験をされた方はいませんか?

マン振りして飛距離が伸びない場合、スイングスピードは速く見えるものの、その弊害としてボールを飛ばすための「効率」を著しく失っている可能性があります。

要するに、マン振りしているせいでスイングの正確性が下がり芯に当たらず、また手元だけが速く振られて、肝心のヘッドが走っていないのです。

道具の使い方が理解できていないと、いくら頑張っても飛びません……

getty

ゴルフは道具を使うスポーツです。

ということは、当然道具を使う方法をしっかりと把握しておかなければなりません。

ドライバーの場合、しっかりと芯でヒットして、クラブヘッドを加速させるということです。

しかし残念ながら、いきなりマン振りで道具の使い方を理解することは難しいです。

そこで、しっかりと道具の使い方を理解するために取り入れてほしいのが「飛ばさない練習」です。

ゴルフクラブの使い方を知るには、まずスイング中にゴルフクラブがどのように動いているかを体で感じ取らなければなりません。

「飛ばさない練習」では、文字通り飛ばさないので体の動きが非常にゆっくりになるため、芯に当たる感覚やシャフトがどのようにしなっているかが理解しやすくなります。

「飛ばさない練習」その方法とは?

getty

「飛ばさない練習」は、まずドライバーで100ヤード打つ練習から始め、感覚がつかめてきたら徐々に距離を伸ばしていく練習です。

飛ばさないといっても、ハーフスイングではなく、形はあくまでフルスイングです。

フルスイングで100ヤードしっかり飛ばします。やってみるとわかると思いますが、非常に難しい練習です。

最初は的が定まらないと思いますが、力を抜いてクラブの動きを感じ取りながら続けていると、徐々に方向や距離が定まってきます。

100ヤードが上手く打てるようになったら、次は120、150ヤードと距離を伸ばしていきます。

そして、スライスが出たり芯に当たらなくなった時は、飛距離を一段階落とします。

スライスが出るということは、シャフトを上手く使えていない証しだからです。

ドライバーの芯でとらえる感覚と、シャフトが走る感覚を体に刻むように繰り返し練習しましょう。

道具を上手く使えるようになると、それほど振らなくても勝手に飛ぶようになります

getty

この練習を続けていると、「あんなに力んで振っていたのは何だったんだろう?」と感じる時が訪れます。

ゴルフクラブの性能を100パーセント使い切ることができると、ボールはとんでもない飛距離を生み出します。

そして、ヘタなマン振りは、クラブの性能をあえて損なってしまう動きであることも理解できると思います。

飛ばしたい気持ちをグッとこらえてやる地味な練習ですが、きっと効果は絶大ですので、「急がば回れ」の気持ちで気長に取り組んでみてくださいね♪