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ゴルフスイング

Yanagi@TPIトレーナー&ドラコンプロ

キャメロン・チャンプに学ぶ!筋力に頼らない飛ばしの極意!!

USPGAツアーデビューから、わずか9戦目で初優勝を飾ったキャメロン・チャンプ。その強さを支えているのは、圧倒的なドライバーの飛距離です。

2018年のアメリカ下部ツアーでは、ドライビングディスタンスは343.1ヤードと圧倒的な成績を残し、2018-2019年のドライビングディスタンスでもトップ争いを繰り広げています。

見た目は『普通』? のスイングなのになぜそんなに飛ぶのか?!

アマチュアゴルファーでも真似できる所がないかチェックしてみましょう!

ゴリマッチョじゃなくたって飛ぶぞ! コンパクトトップからの低弾道ショット!

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『飛ばし屋』というと、バッバ・ワトソンのような全身を使った豪快なスイングや、ダスティン・ジョンソンのような鬼フィジカルを活かした力強いスイングを想像します。

一方、そんな『いかにも』な選手より安定して飛ばすキャメロン・チャンプは、いわゆるスインガータイプで、それほど飛距離に特化したスイングには見えません。

チャンプの飛ばす技術を盗むことができれば、筋力の少ない女性ゴルファーやヘッドスピードが上がらなくて悩む男性ゴルファーだって、飛距離を伸ばせます!

チャンプの飛ばしの要素は

1.ダウンスイングの大きなタメ

2.ヒップターンのスピード

の2つが最大のポイントでしょう。

それぞれどのようなポイントを意識すれば、我々アマチュアゴルファーでも飛距離を伸ばせるか解説します。

「大きなタメ」を作る下半身の使い方

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「タメ」を作るというと、コックを深くしリリースのタイミングを極力遅らせようとしますが、腕と手の動きで作られた「タメ」では、飛距離が出ないどころか、プッシュスライスとチーピンばかりの不安定なショットになります。

「タメ」は、上半身と下半身の分離した動き(ここでは動かすタイミング)によって、自然と生み出されます。

スロー動画や連続写真と見て真似ようとすると、どうしても手に力が入ってしまうので注意してください。

自然と「大きなタメ」を作るコツは、トップスイングが完成するより早く、下半身がダウンスイングに入ることです。

特にチャンプはヒップターンを早いタイミングで開始し、上半身と下半身に大きな時間差が生み出されることで、強烈なタメと捻れ(Xファクター)を発生させています。

チャンプは、切り返しより少し前のタイミングから左腰を後ろに引くように動かし始めます。クラブが上がっているタイミングで下半身が左に回り始めるのです。

力みがなければ、この時間差によって自然と「大きなタメ」を作ることができるのです。

上の写真を見ると、手の位置に比べていかに腰が回っているかが分かると思います。

■ポイント

1.手に力を入れない

2.左腰を先に回し上半身の回転を待つ

これを試してください。動画を撮影するとわかると思いますが、いつも以上に「大きなタメ」が生まれているはずです。

高速のヒップターンでヘッドスピードを最大化する

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ドライバーの飛距離を伸ばすためには、ミート率や打ち出し角、バックスピン量が適正な場合、ヘッドスピードを上げて初速を速めるしかありません。

ゴルフスイングは回転運動ですので、ヘッドスピードを上げるには、体の回転速度を上げていく必要があります。

この時、上半身、下半身どちらの回転速度を意識すると効率よくヘッドスピードを上げられるかと言うと、腕の振りではなく「骨盤の回転速度」です。

そして、チャンプはこの「骨盤の回転速度」が抜群に速いのです。ゴルフ雑誌なんかでは「ヒップターン」が速いと紹介されていますね。

■ポイント

1.腕の振りではなく、骨盤の回転速度を全力で上げていく

2.右足で地面を蹴るようにして地面半力を回転力に変換する

3.体重移動は考えず、その場でコマのように回転する

この辺りを意識してもらうと、ヘッドスピードを上げることができます。

筋肉が少なく飛距離を諦めている人や、体力はあるはずなのになかなかヘッドスピードが上がらない人は、体を動かす順序と、意識するポイントを正すだけで、簡単に飛距離を伸ばすことができます。

冬のオフシーズンを使って、スイング改革していきましょう!!