ゴルフスイング
しだしんご
パターの距離感や方向性が向上!クロスハンドグリップのメリット
こんにちは♪
近年のゴルフ界においては、様々なパターの握り方がありますね。
タイガー・ウッズのようなスタンダードなコンベンショナルグリップや、ジョーダン・スピースに代表されるクロスハンドグリップ、セルヒオ・ガルシアといえばクローグリップ・・・。
それぞれにメリットやデメリットがあります。
今回は、比較的取り入れやすく、効果もすぐに表れやすいクロスハンドグリップについてのお話です。
目次
器用な利き手を封じたいときに役立つグリップ
クロスハンドグリップは、右打ちの場合、通常のショットとは違い「左手が下、右手が上」になるような握り方です。
クロスハンドグリップを採用することによって、利き手である右手の動きを抑えることが可能になります。
パッティングの方向性や距離感が悪い人は、利き手である右手が勝ちすぎて左右バランスよくストロークできていないケースが多いので、そういう人はぜひ一度はクロスハンドグリップを試していただきたいです。
手首が折れないので「パンチ」が入りづらい
右手が甲側から手のひらに向かって折れてしまうと、「パチン」とインパクトでパンチが入ってしまい、距離感が合わなくなってしまいます。
クロスハンドグリップで握ることによって、手首が固定され、肩のストロークだけで距離感を出すことができ、毎回同じ距離を打つことが可能になります。
右肩が前に出ないので引っ掛けが防止できる
通常のコンベンショナルグリップのように右手が下にあると、構えた時に右肩が前に出やすくなります。
さらにストローク中に利き手である右手を強く使うと右肩が前に出たアウトサイドイン軌道になりやすく、左へ引っ張り込んでしまう「引っ掛け」が出やすくなり、方向性が安定しません。
右手が左手よりも上にあることによって、構えた時に右肩が前に出にくくなり、また左腕リードのストロークとなるため引っ掛け防止になります。
自分の弱点を把握して、その弱点を補ってくれるグリップを見つけましょう!
先述したように、パターの握り方は千差万別です。それぞれの握り方にメリット・デメリットがあります。
引っ掛けが多いとか、ショートしやすいなど、ご自身の弱点をしっかりと把握して、それを補ってくれる握り方をぜひ探してみてください。
あまり深く考えずに、「あ、何となくいいな」というものが見つかれば、それがご自身に最適なグリップである可能性が高いです。
ぜひいろいろと試してみてくださいね♪