ゴルフスイング
PAR RUSH 01
試してほしいアプローチは、まずこの2種類!〜上達シリーズ第48回
アマチュアはパーオン率が低いので、アプローチでしのいでスコアを作っていきます。
これができないと、スコアアップは望めません!
アプローチの徹底した練習ができるプロや一部のトップアマと違って、一般のアマチュアは時間とお金が限られていて、これができません。
従って、アマチュアは、アプローチをできるだけシンプルにしてピンに寄せたいものです。
時間とお金が限られたアマチュアが、実戦で使えるアプローチはこの2種類です。
アプローチは自分のスタイルを!
目次
まずは、シンプルなピッチ&ランのアプローチをマスターしよう!
アプローチには様々なバリエーションがありますが、まずはシンプルなアプローチで対応できるようにします。
難しいアプローチをあれこれと手をつけるよりも、基本のものをどうやったら使えるかを考えて、対応することが必要です。
さて、その打ち方をご紹介すると……。
バックスイングは真っすぐ引くの……?
アプローチで、バックスイングは真っすぐ後ろに引きますか?
ヘッドを真っすぐに引くと言われて、私もそれを練習していました。
しかし、これではヘッドの入り方次第で、キャリーの後の転がりにバラツキが出てしまいます。
いろいろなヘッドの動きを試すうちに、足を使いたい「ピッチ&ラン」なら、「曲線的にヘッドを動かす」ほうが、キャリーで着地した後しっかりと足が出るアプローチになるとわかりました!
右足のかかと線上にボールをセットして、少しコックを使いながら、少し丸くバックスイングします。
ただし、注意しなければならないのは、短い距離のアプローチでは、逆に距離が出てしまうことです。
この時は少し真っすぐに引くイメージを持ちます!
これだけでは対応できないような場合に、このアプローチの出番がある!
しかし、ラウンドでは様々な状況に遭遇します。
ベーシックなピッチ&ランだけで対応できれば良いのですが、なかなかそうはいかないこともあります。
ある程度転がってしまうことを覚悟すればピッチ&ランでも可能です。
しかし、砲台グリーンで球を上げる必要があったり、さらにグリーンの落とし所が下り斜面だったり、奥からの下りのアプローチが必要な場合などには、上げるアプローチ「ピッチショット」が必要になります。
何とか球を止めたいという場合では、できるだけ球を上げて、さらにスピンを効かせて止めるピッチショットを使いたいところです。
このアプローチは上手くいく場合もありますが、ミスするリスクも大きくなります。
ですから、このアプローチを使う時は、リスクを考えて、賭けに出る時です!
また、このアプローチは相当練習をしないと上手くいきません。
ちょっと練習して、モノになるものではないと思います。
アプローチ上達の道は、練習しかありません!
ご紹介した、ベーシックな「ピッチ&ラン」、高度な上げる「ピッチショット」など、いずれのアプローチでも、練習しなければ上達はありません。
アプローチは、練習した分だけ上達すると思います。
なぜなら、アプローチは練習ぜずには上手くならず、悩んで練習した結果、その中から自分のスタイルを作ることができるからだと思います。
今回、ご紹介したアプローチも、すべての方には当てはまらないかもしれません。
一度、試して自分のスタイルを見つけるヒントになれば幸いです!
トライ、アプローチ!