ゴルフスイング
とや
アプローチを磨くには、まず基準を作ることが大切!
こんにちは、ライターのとやです!
アマチュアゴルファーの中には、アプローチの距離感に悩んでいるという人も多いんじゃないでしょうか。
距離感が全然合わなくて、大ショート、大オーバー。結果パットも寄せきれず3パット。
これではスコアアップはなかなか難しいものになってしまいます。
アプローチは突然上達するものではないかもしれませんが、まずは自分なりの「基準」を作ることからスタートしてみましょう。
56度や58度、自分がアプローチにいつも使うクラブはどれ?
最初に自分がアプローチでいつも使うクラブはどれですか?
多くのゴルファーが56度や58度でしょうか。自分がアプローチに使うクラブでまずは基準を作っちゃいましょう。
というのも短いアプローチって振り幅や力加減で距離を合わせていくので、いつものアプローチで登場するウェッジをチョイスします。
上手なゴルファーってウェッジがボロボロになっていたりします。
それはいろいろなシチュエーション、距離でスイングを調整しなければならないウェッジを特によく練習するからなんです。
クラブが決まれば振り幅固定で打ってみる
まずクラブを決めたら、距離は関係なく振り幅を固定して打ってみましょう。
・コックを作らない
・肩の回転で打つようにする
・振り幅は9時から3時
この条件でアプローチショット。
さて、この条件でどれくらい飛距離が出ましたか? ここで出た飛距離があなたの基準となる飛距離になります。
20~30ヤードくらいに収まってくると思いますが、同じ振り幅で同じ飛距離が出るまでひたすら練習です。
ここの基準が崩れてしまうと、アプローチの距離感を毎回「勘」に頼らざるを得なくなります。
基準ができればあとは“足し算”と“引き算”
一度決めたクラブで、決まった振り幅で同じ距離が出るようになってしまえば後は簡単です。
そこから振り幅を小さくしたり大きくしたりして距離を延ばしたり、縮めたりするだけです。
そう、スイングを足し算・引き算するだけで距離の調整ができるようになってきます。
例えば9時から3時のスイングでは30ヤード。短い距離を打つなら8時から4時までなら〇〇ヤード、逆に少し飛距離を伸ばしたいならバックスイングだけ少し大きくしてあげてもいいですね。
基準が1つあればそこからの微調整ができますので、距離を打ち分けるのも可能になってきますよ。
基準を作っておくだけでグリーン周りが劇的に変わる
こんな風に1つの基準を作っておくだけで、グリーン周りや50ヤード以内のアプローチに劇的な変化があるかも。
さっきのホールはちゃんとピンに寄せられたのに、今度はオーバーしてしまった、なんてショットの乱れが少なくなってきます。
結局アプローチは基準が1つできるだけで、それを小さくするか、大きくするかのどちらかになります。
たったこれだけのことで打たなくてもいい無駄なショットが減って、さらにはピンに絡むケースも増えてくる。
こうなればあなたのゴルフは大きく変わっていくでしょう。
ベストスコアを一気に縮められるようになるかもしれませんね。