ゴルフスイング
パーシモン加藤
練習場シングルは卒業!コースでスコアを出すための練習方法!!
Golf Dojo KATOU パーシモン加藤です。
先日、ベストスコア88の20代の男性をレッスンしました。細身マッチョ系で、いい身体で、しなやかないいスイングをしていました。
ショットを見る限りでは、ベスト88? って感じでして(^_^;)
練習は、暇があれば毎日のようにしている。コースは、月2回は行っている。
うーん……原因は……と、探りながらレッスンを進めました。
その内容が、皆さまの参考になりますのでご紹介します!!
普段どんな練習してますか?
よく練習しているのは、スイングを見てわかりました!
無駄な動き、力みのない、しなやかなスイング。こりゃかなり球打ってるな〜って感じでした。
しかし、ベストは88……。
そこで、普段の練習内容を確認。
どんな練習してますか? と聞くと、「ここがこうなるので、ここをこうしようと気をつけています!」「早くスイングを固めたいと思ってます!」と。
あ〜なるほど、スコアに反映されない原因はこれか……。
○○さん、あなたの練習はこの練習場でナイスショットを打つための練習になっていますよ。
コースに出たら、練習場のようなライはティーグラウンドだけです。コースでは、いろいろなライから打てないとスコアにつながりません。
では、どんな練習をすれば……。
まずは7番アイアンで100ヤード
まずは、7番アイアンで100ヤードを狙って打ってもらいました。
1球目、140ヤードぐらい飛んでました( ̄◇ ̄;)
2球目、あまり変わらず……。もっと50ヤードのアプローチのように! とアドバイス。
3球目、振りは小さくなりましたがダフり。
4球目、110ヤードぐらいになりました!
5球目、100ヤードのグリーンにキャリー!
6球目、手前から転がってグリーンオン(≧∇≦)
難しいですね……と、言っていました(^_^;)
皆さんウェッジでは、いろいろな距離を練習するので、いろいろな振り幅で打ちますよね。
これを、そのほかのクラブでも練習することで、実戦に役立つのです!
例えば、7番アイアンで通常フルスイング150ヤードとします。
状況は、130ヤードのなかなか強いアゲンスト。
低い球を! と考えて、ボールを右に置いてダウンブローに……なんて難しいことをやらなくても、7番を短く持ってスリークオーターで打てば低い球になります!
しかし、普段からそのような打ち方を練習していないと距離感なんてわかりません。
アゲンストを例に挙げましたが、飛ばす練習よりもコントロールの練習が重要なんですよ〜!
スライスとフックを打ってみましょう!
次に、スライスとフックを打ってもらいました!
皆さん、難しい……と思っていますよね(^_^;)
でも真っすぐが一番難しいんですよ。
スライスとフックの打ち分けは簡単! ボールを中心に、自分が右側に回って飛球線に対してオープンに構えてスライス。
逆に、左側に回ってフック。
この構えを説明しただけで、打ち分けられました!
本人も、意外と曲げられるものなんですね……と驚いていました(^_-)
スライス、フックが打ち分けられれば、ボールが曲がる原理を理解できるようになるので、自分自身を分析できるようになります。
また、左足下がり・左足上がりの練習にもなります!
左足下がりは、ボールの右側が高いのでスライスを打つように打てばダフらなくなります。
左足上がりは、ボールの左側が高いのでフックを打つように打てば振り抜きがよくなります。
コースに出たら、どんな状況であろうと打たないと前に進めません。
アウトサイドイン、インサイドイン、アッパーブロー、ダウンブロー、なんでもありです(^_^;)
ちなみに、このように説明をしながら練習してもらったら、「練習が面白くなりました! 今まで以上に練習場に来る回数が増えそうです!」と、言っていました(≧∇≦)
次回お会いする時には、ベストスコア更新のお話が聞けるかも……^_−☆