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ゴルフスイング

Nick Jagger

中途半端な30・50・70ヤードのアプローチ。打ち方はどうする?

アプローチショットでは、必ずしも得意な距離が残るとは限りません。

逆を言えば、実戦において中途半端な距離が残ってしまうことのほうが多いですよね。

これをしっかりピンに寄せることができないと、なかなかスコアはまとまりません。

30ヤード、基準の打ち方+腕のパワー

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例えば30ヤードを打ちます。

この時には、まず基準となる打ち方での飛距離を決めます。

アドレスでは、両足のかかとが付くくらいの幅でオープンスタンスにして、左足体重で構え、スイング中は左足体重をキープして体重移動は行いません。

腰の高さまでクラブを上げたら、上体や肩の回転のみで打っていきます。

この時の飛距離を仮に20ヤードとしましょう。

それを基準にして、もう10ヤード飛ばせば30ヤードの飛距離が出ます。体重配分や振り幅は同じで構いません。

ヘッドスピードを上げるために、基準の打ち方の上体の回転に合わせて腕を使ってやります。

あくまでも体の回転に同調させながらの話ですが、腕のパワーを加えることでプラス10ヤードの飛距離を実現させます。

50ヤード、スタンスを広げて体重移動を行う

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次に中途半端な50ヤードの距離をどう打つかです。

この距離はスタンスの幅を少し広げて、オープンスタンスの度合いを弱めてスクエアに近いアドレスを作ります。

スタンス幅を広げたのは体重移動を行うためです。

体重移動が加われば、上体の回転だけで打ったり、腕のパワーを加えた時よりも、ヘッドスピードはさらにアップします。

この時に注意したいのは、あくまでスタンス幅の中で体重移動することです。

クラブの振り幅も体重移動に合わせて肩から肩まで、これで50ヤードの距離が打てるようになります。

70ヤード、フルショットから引き算をする

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さらに70ヤードの距離です。

これは逆にアプローチからではなく、フルショットから引き算することで飛距離を出すといいでしょう。

サンドウェッジのフルショットが80ヤードだとしたら、そこから10ヤード引き算をします。

それにはフルショットよりもコンパクトなスリークォーターのトップを作ればいいのです。

指2、3本分グリップを短く握ってもいいでしょう。

練習場のグリーンや距離表示などを参考に、中途半端な距離の打ち方を固めておきましょう。