Gride

bs_banner
gettyimages/668414322
getty

ゴルフスイング

もーりー

手元(グリップ)からクラブヘッドまでの距離は常に一定です!

皆さんゴルフを楽しんでいますか!

こんにちは、ライターのもーりーです。

突然ですが、これを聞いてどう思いますか?

「手元からクラブヘッドまでの距離は常に一定である」

そんなの当たり前過ぎますよね。

しかし、いざクラブを握ってスイングを始めたとたんに、こんな当たり前のことを忘れてしまっているヒトがたくさんいる気がします……。

手元とボールの距離を勝手に変えているだけ

「手元(グリップ)からクラブヘッドまでの距離は常に一定である」

すごく当たり前のことですよね。

クラブを長く握るか短く握るかの違いはあれども、グリップを握っていったんアドレスを取ったら、そこからのスイング中は(グリップを握った)手元からクラブヘッドの距離は常に変わりません。

変わるとすればスイング中にグリップを握り直すしかありませんが、そんなことはまずしないですよね。

そしてアドレスをした時にクラブヘッドはボールのすぐ後ろにセットしますよね。

ですので、アドレス時は手元からボールの距離は手元からクラブヘッドの距離と同じなわけです。

ということは、スイング中に手元からクラブヘッドの距離は常に一定なのだから、インパクトでボールをヒットさせるのはすごく容易(たやす)いはずです。

でも現実はボールに当たる前にザックリやダフり連発、それを嫌がると今度はトップしたりして……。

ボールをヒットできない理由はすごく単純なことなんです。

手元からクラブヘッドの距離が常に一定で、なおかつボールもアドレス時にクラブヘッドと同じ位置にセットしているんだから、インパクトで手元がアドレスした位置に戻ればクラブヘッドはボールを確実にヒットするわけです。

それなのにスイング中に変な動きをしてしまい、インパクトで手元の位置が変わってしまうから、ボールに当たらずダフりやトップを連発してしまうわけです。

手元の位置がズレると……

それでは具体的な例としてアプローチの場合で考えてみましょう。

アプローチを打つ時を想像してください。

まずグリップを短めに握ってからアドレスに入ります。

グリップを短く握っている分通常より膝を曲げて構えているかと思います。

そこからテークバックに入り、バックスイングからダウンスイングに入ります。

ここでボールを大事に打とうとして思わず力が入り、膝がアドレス時よりもさらに曲がってしまえば、手元もアドレス時より下がってしまいます。

そうすると手元からクラブヘッドの距離は常に一定ですから、クラブヘッドはボールに当たる前に手前の地面に当たってしまいます。

ザックリもしくはダフりの完成です。

反対にダウンスイングで膝が伸び上がってしまえば、インパクトで手元はアドレス時より上に戻ってきてトップになりやすくなります。

手元をアドレスの位置に戻す

getty

いかがですか?

手打ちはだめだからとボディターンを意識しても、スイング中に膝の高さや前傾姿勢などが変わってしまえば、アドレスとインパクトで手元の位置が変わってしまいます。

アドレス時にボールのすぐ後ろにクラブヘッドをセットする限りでは、手元の位置が変わればボールを正確にインパクトすることができません。

ザックリ、ダフり、トップをさせないためには、アドレスとインパクトで手元の位置が極端にズレていないかどうかを意識するようにしてください。

だって手元(グリップ)からクラブヘッドまでの距離は常に一定なんだから!