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ゴルフスイング

kk

パットだけじゃない、スイングだって自由でいい!

「クセがスゴイ!」

流行りのフレーズがぴったり当てはまるようなスイングのkkです。

多くのアマチュアゴルファーが、キレイなスイングを手に入れようとレッスンに通ったり、DVDほか映像を眺めたり、雑誌やWEBサイトを読み耽ったりいろいろ頑張っていますが、正直、プロのようなスイングに近づけている人って、たぶん5%もいないのではないでしょうか。

最初はスタンダードなスイングを目指そう

私はよくロッテ葛西ゴルフ(東京都江戸川区)へ練習しに行きますが、隣の打席で、おそらく会社の先輩が後輩に、あるいは彼氏が彼女にスイングを教えているシーンに出くわします。

見ると、先輩こそアマチュアらしいクセのあるスイングをしています。

それでも先輩はそこそこ結果を伴いますので、後輩は教えてほしいモードに突入しています。

先輩は自身のクセを含めて教えちゃっていますが、後輩にはそのクセがどうにもカラダに合わないらしく、なかなかモノにできません。

そもそもコーチでもない、アンダーで回るほど上手でもない、そんな先輩に教わること自体、迷宮への入口になりかねないわけですが、どこに転がっているかわからない上達へのヒントが、もしかしたら先輩の教えにあるかも! と後輩は真剣です。

あの後輩君がスタンダードなスイングを知る機会がやってくることを祈るばかりです…。

次いで、自分の『型』探し。

人はそれぞれ身体や運動のしかたにクセを持っています。

たとえば私は生まれつき尺骨(手首のくるぶしのところ)が長くて、手首の可動域が普通の人とは異なります。

スクエアなグリップでスイングすると途端に手首を痛めて、ステロイド注射のお世話になってしまいます。

できることなら手首はタテに動かしたい、そうして真横から斧で木を切り倒すような超フックグリップが生まれました。

ヘルニア持ちの友人Jも、柔軟性がない友人Aも、アキレス腱断裂の経験を持つ友人Kも、いくら頑張ったところで雑誌に載っている連続写真のようなキレイなスイングはできそうにありません。

残念ながら、身体の内部の違和感を見抜いて、臨機応変にその人にあったスイングを探り出せるコーチに出会える確率は低そうですし、自分自身でさえも、スイング中の違和感や軽い痛みを「この動きに慣れていないからだ」と判断してしまいがちです。


『基礎トレーニングやゴルフ練習、ラウンドにかけられる時間とお金』との相談でもありますが、スタンダードなスイングをあきらめて、動きやすい独自のスイングで上達を目指すほうが、ゴルフが楽しくなるかもしれません。

トッププロたちの、独特すぎるスイング

『パットに型なし』とはよく言われますが、スイングだって同じです。

スタンダードなスイングができずに悩みながら100切りや90切りが叶わないゴルフに苦しみ続けるよりは、結果オーライの我流スイングに逃げたほうが、スコアにもカラダにも良いかもしれないのです。

前述したように、そこは時間とお金と努力との兼ね合いです。

悲しいことに、だんだんと衰えていく身体とどう向き合ってゴルフをしていくか、という問題でもあります。

こうでなければいけない! なんていうことはありません。

もっと自由に、日頃のストレス解消になるようなゴルフを、ぜひ楽しんでください。

『ユニークなスイングTOP10』なるYouTube映像を貼っておきました。

ロリー・マキロイやダスティン・ジョンソンのスイングも圧巻ですが、ここに出てくるプロたちのスイングも、別の意味で驚愕です。

まるで魔法使いです。こんなのがスタンダードじゃなくてよかった…。ぜったい真似できない(笑)。